ケアマネ事例

在宅介護サービス 【胃ろうの夫を献身的に介護する妻の事例】

現在、在宅のケアマネを約7年して、ようやくケアマネの楽しさがわかってきた「しもやん」です。

 

今回は、私の事例を通して「胃ろう」の方が在宅で介護をどのようにしているのか?

 

どのような準備や介護サービスがいるのか?

 

記事をみて参考にしてもらいたいです。

 

この記事では

・「胃ろう」の方が在宅生活するためにする準備

・在宅でどのような介護サービスを受けているのか?

を書いていきます。

在宅介護サービス 【胃ろうの夫を献身的に介護する妻の事例】

Aさんの紹介

・夫婦高齢者世帯

・脳梗塞で右上下肢麻痺

・食事、排せつ、移動、整容、服薬、入浴、更衣すべて全介助です。

・要介護4

・発語もほぼないです。

介護サービスは、デイサービス(入浴、食事、リハビリ)です。

レンタルは、スロープとベッド、車いすです。

*高熱により肺炎と診断され入院になりました。

そして、食事が口から食べれなくなり、胃ろうのOPEをされました。

 

入院中、病院からのアプローチ

 

入院中の病院では、医療ソーシャルワーカーさんがいました。

医療ソーシャルワーカー(主に病院にいて、「疾病を有する患者などが、地域や家庭において自立した生活を送ることができるように、社会福祉の立場から、患者や家族の抱える心理的・社会的な問題解決・調整を援助し社会復帰の促進を図る」専門職です。)

 

入院中の夫の状態・環境を整理します

・夫の状態が寝たきりである。

・妻が高齢であり、1日3回の胃ろうと定期的な吸引が必要である。

・他の家族の支援も困難とのこと

 

病院側としては、在宅での介護は困難ではないか?と妻に話したようです。

妻も在宅での介護は、あきらめていました。

 

医療的な療養が必要であるため、療養型の病院を紹介されたようです。

 

(療養型病院とは、病状は慢性期になった方、治療よりも長期にわたる介護が必要な高齢者が、医師の管理下で看護、介護、リハビリテーション等の必要な医療を受けることができる病院のことです。)

 

妻は、病院側から紹介された療養型病院を見学に行かれました。

 

見学した妻の印象

 

療養型病院へ入れるくらいなら自宅で自分で介護する

 

重度の患者が大部屋におられたようです。

看護師や介護の職員が少なくて、忙しそうにしていたようです。

夫は、きっとこの病院では「人」扱いされない と思われたそうです。

 

*あくまでも、妻の感想です。

 

 

「胃ろう」の方が在宅生活するためにする準備

病院側から連絡があり、妻が在宅生活を考えているようです。

 

今後のサービスのこともあるので、来てもらえないか?とのことでした。

 

寝たきりで「胃ろう」の方が在宅で必要なサービス(その時思い浮かんだサービスです)

・訪問診療

・訪問看護

・訪問入浴

・訪問リハビリ

・レンタル ベッド、エアーマット(24時間体位交換自動タイプ)スロープ、車いす

・(訪問介護)

病院へ行く前に、良くしてくれている訪問看護の所長さんも来てもらいました。

 

まず、退院までにする準備

・オムツ交換を妻ができるようになる

・胃ろうの一連の流れを妻ができるようにする

・吸引機の使用を妻ができるようにする

・介護サービスの調整

 

2週間で妻は、胃ろう、吸引機をマスターしました。

オムツ交換は、入院前からしていたので完璧です。

 

*吸引機はアマゾンで購入したほうがいいです。

業者に任しても、商品のトラブルは結局個人でしないといけない。

しかも、人件費を上乗せされていますから高いです。

 

退院前に吸引機は購入し、病院で使用方法を看護師さんに教えてもらっていました。

 

退院の数日前には、ベッド、スロープの納品を終えました。

車いすは、数日前にレンタル業者が入院中の病室までもって行きました。

退院日はタクシーの方と私でベッドまで介助しました。

 

在宅でどのような介護サービスを受けているのか?

現在、利用している介護サービス

・訪問診療…病院受診に行くのが困難であるのでDRに自宅に来てもらっています。

・訪問看護…病状の観察やバイタルチェックなど看護師さんに変化がないか自宅に来て見てもらっています。

・訪問リハビリ…拘縮予防(関節などが固まるのを防ぐ)のために腕や足をうごかしてくれます。

・訪問入浴…介護2名、看護師1名で自宅に浴槽を持参し、湯を貯めて入れてくれます。

・レンタル…エアーマット、ベッド、車いす、スロープ

訪問入浴についてまとめています

訪問入浴とは 料金や利用の流れをケアマネが解説!

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*胃ろうの方は、定期的に交換が必要なのでその時は、病院へ行きます。

*エアーマット24時間自動体位交換は、妻も高齢で定期的な体位交換が負担だと思い提案すると喜ばれて使用しています。

 

まとめ

「胃ろう」の方が在宅で介護するためには

・介護者が「胃ろう」、吸引の手順ができる必要があります。

*いくら要介護4とか要介護5でも1日何回も訪問看護が来れば保険を超えます。

 

 

 

胃ろうでも、鼻腔でも在宅で介護されている方は、たくさんいます。

 

もし、在宅で介護してみたいと思うなら 私はしてみればいいと思います。

 

途中で無理だと思えば、また他の方法を考えればいいだけのことです。

 

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