要支援 要介護 介護サービス

「要支援」と「要介護」の違い【現役ケアマネが解説】サービス内容・契約

 

「要支援」と「要介護」の違いを簡単に教えてほしいわ!

 

 

在宅ケアマネの「しもやん」です。まず、「要支援」「要介護」の状態の違いをざっくり言います

 

要支援の方は、少し不便さはありますが「基本的には自分で生活ができる状態」です

要介護の方は、「他人の介助がないと生活ができない状態」です

 

他に「要支援」「要介護」の違いは、契約やサービス内容が大きく違います。わかりやすく、説明していきますね!

 

 

この記事では

要支援と要介護 契約の違い

要支援と要介護 サービスの違いを解説

について書いていきます。

本記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、在宅ケアマネとしてご家族に介護保険サービスを説明しています。

 

3分で読めるので、要支援・要介護の違いを知りたい方は、最後まで読んでみてください

 

 

要支援と要介護 契約の違い

 

介護保険を高齢者夫婦に説明している男性

 

介護サービスを受けるためには「契約」が必要になります

 

要支援と要介護の契約から見ていきましょう

 

要支援の契約

 

要支援の方(要支援1・要支援2)は、地域包括支援センターへ連絡します。

地域包括支援センターの職員か地域包括支援センターに委託された居宅介護支援事業所の「ケアマネ」のどちらかと契約を行います。

 

要支援の方のサービス利用までの流れは、このようになります

 

要支援者のサービス利用までの流れ

①地域包括支援センターか委託されたケアマネとの契約

②サービスの提案

③サービス担当者会議

④ケアプランの作成

⑤サービス事業所と契約

⑥サービスの利用

 

要支援者の介護サービス利用までの流れ

 

要支援の方は、はじめに「地域包括支援センター」へ連絡しましょう!

 

要介護の契約

 

要介護の方(要介護1~5)は、居宅介護支援事業所へ連絡します。

居宅介護支援事業所の「ケアマネ」と契約を行います。

 

要介護の方のサービス利用までの流れは、このようになります

 

要支援者のサービス利用までの流れ

①ケアマネと契約

②アセスメント

③サービス担当者会議

④ケアプランの作成

⑤サービス事業所と契約

⑥サービスの利用

要介護者の介護サービス利用までの流れ

 

要介護1~5までの方は、居宅介護支援事業所へ連絡しましょう!

 

地域包括支援センターで相談しても、居宅介護支援事業所を紹介されます。

 

下記で近隣の「地域包括支援センター」や「居宅介護支援事業所」を検索できますのでご利用ください。

地域包括支援センターや居宅介護支援事業所を探す

 

要支援と要介護 サービスの違いを解説

 

軒下でお茶を飲む高齢者夫婦

 

 

要支援と要介護で「利用サービスの内容」が違ってくるの?

 

 

はい、「利用サービス」ごとに提供できる内容が違ってきます。主に利用される下の4つのサービスで「要支援」「要介護」の違いを説明しますね!

 

 

主に利用される介護サービス

デイサービス

ヘルパー

レンタル

施設入所

 

デイサービス 要支援と要介護の違い

 

デイサービスとは

在宅で予防・介護認定を受けている方(要支援1・2、要介護1~5)が日帰りで利用するサービスです

 

 

「要支援」と「要介護」デイサービスでの違いは、5つあります

 

 

デイサービス 要支援と要介護の違い

リハビリの内容

利用回数

利用時間

利用料の請求方法

利用の仕方

 

 

デイサービス 要支援と要介護の違い

デイサービス 要支援 要介護
リハビリ 集団で行う 個別で行う
利用回数 要支援1(週1回)・要支援2(週1~週2回) 週1~7回(限度額内でケアプランの定めた回数)
利用時間 半日型でも1日型でも利用料金は同じ 滞在時間に比例して料金も上がる
利用料の請求方法 月額制 利用回数で請求
利用の仕方 ひとつの事業所のみの利用 複数のデイサービス利用可能

 

「利用の仕方」では、要介護者なら「A社のデイサービス」と「B社のデイサービス」の併用で利用できるけど、要支援者は、できないのですね

 

 

そうです。要支援者は月額制なので、別のデイサービスへ行きたい場合「翌月」になり、月半ばでの変更はできないですよ

 

 

 

 

ヘルパー 要支援と要介護の違い

 

ヘルパー(訪問介護)とは

ヘルパー(訪問介護)とは、介護の資格を持ったヘルパーが要支援・要介護認定を受けた方の自宅へ訪問し、入浴、排せつなどの「身体介助」や調理や、買い物などの「生活援助」を行うサービスです。

 

 

「要支援」と「要介護」ヘルパーでの違いは、5つあります

 

ヘルパー 要支援と要介護の違い

サービス内容

利用回数

利用時間

利用料の請求方法

利用の仕方

 

ヘルパー 要支援と要介護の違い

ヘルパー 要支援 要介護
サービス内容 「生活援助」のみ 「身体介助」「生活援助」を利用
利用回数 要支援1(週1~2回)・要支援2(週1~3回) (限度額内でケアプランの定めた回数)
利用時間 1回約30~45分 1回約20分~(サービス内容とケアプラン内容による)
利用料の請求方法 月額制 サービス内容・利用時間・回数で請求
利用の仕方 ひとつの事業所のみの利用 複数のヘルパー事業所を利用可能

 

 

 

 

レンタル(福祉用具貸与) 要支援と要介護の違い

 

レンタル(福祉用具貸与)とは

要支援・要介護の方が日常生活の自立をサポートするため「福祉用具」を利用できるサービスです。

 

レンタルでは、品目によって違ってきます

 

レンタル 要支援と要介護の違い

車いす(車いす付属品)

特殊寝台(特殊寝台付属品)…ベッドやベッド柵など

床ずれ防止用具…褥瘡予防マットやエアーマットなど

体位交換機

認知症老人徘徊探知機

移動用リフト

手すり

スロープ

歩行器

歩行補助杖

自動排泄処理装置

 

福祉用具貸与できる種類

 

レンタル 要支援と要介護の違い

レンタル 要支援 要介護1 要介護2
車いす(車いす付属品)・特殊寝台(特殊寝台付属品)・床ずれ防止用具・体位交換機・認知症徘徊探知機・移動用リフト 利用できない 利用できない 利用可〇
手すり・スロープ・歩行器・歩行補助杖 利用可〇 利用可〇 利用可〇
自動排泄処理装置(要介護4以上) 利用できない✖ 利用できない 利用できない

 

 

施設入所 要支援と要介護の違い

 

介護度によって入所できない施設があるの?

 

はい、介護度によって施設に入居できません。ここでは、よく私の担当の方が入所される施設を紹介していきます

 

施設入所 要支援と要介護の違い

特別養護老人ホーム(特養)

介護老人保健施設(老健)

有料老人ホーム

グループホーム

 

 

施設入所 要支援と要介護の違い

施設入所 要支援 要介護
特別養護老人ホーム 入所不可✖ 要介護3以上(特例入所介護1~2)
介護老人保健施設 入所不可 要介護1以上
有料老人ホーム 入所可〇 入所可〇
グループホーム 要支援2以上の認知症 認知症であれば入所可〇

 

 

施設の特徴や費用など詳しくは、こちらでまとめています

 

 

施設を選ぶポイントについては、こちらでまとめています

介護施設の選び方【元相談員が解説】3つのポイントと施設見学のコツ

続きを見る

 

この記事のまとめ

要支援と要介護 契約の違い

・要支援は、地域包括支援センター

・要介護は、居宅介護支援事業所

要支援と要介護 サービスごとに違いを解説

・サービス内容

・利用回数

・利用時間

・利用料の請求方法

・利用の有無

が違ってきます

 

「要支援」で元気だったげど、だんだん衰えてきたり「介護する時間が増えた場合」になればどうすればいいの?

 

 

「要支援」や「要介護」の認定が出ていても「状態が変われば」ケアマネと相談して介護の見直しをしてもらいましょう!

 

 

介護の見直し「区分変更」については、こちらをご覧ください

介護保険 区分変更について【ケアマネが解説】メリット・デメリットは?

続きを見る

 

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