

この記事では
要介護1 受けられるサービスは?
要介護1 サービス利用までの流れ
要介護1 事例をみて、サービスの回数・月にかかる費用は?
を書いていきます。
この記事を読めば「要介護1で利用できるサービスや利用回数・料金」が分かります。
目次(クリックするとその項目に飛びます)
要介護1 受けられるサービス
要介護1で利用できるサービスは5種類あります
利用できるサービスの種類
訪問系(自宅で受けるサービス)
通所系(日帰りで受けるサービス)
お泊りサービス
生活環境を整えるサービス
施設入所
それぞの介護サービスの特徴があるので紹介していきます
要介護1で受けられる 訪問系のサービス
訪問介護
掃除や洗濯やオムツ交換や自宅での入浴の介助なども行ってくれます。
訪問介護(ヘルパー)については、下記にまとめています。
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訪問介護とは(サービス内容、費用、利用までの流れ)【ケアマネが解説】
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訪問看護
バイタルの測定、服薬の管理や指導、主治医との連携やオムツ交換や処置なども行ってくれます。
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介護保険 訪問看護の費用・単位数・内容【ケアマネがわかりやすく解説】
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主治医の指示があれば処置もしてくれます。
事業所によっては緊急時の対応を24時間おこなってくれます。
訪問リハビリ
PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)が訪問して約40分リハビリをしてくれます。
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介護保険 訪問リハビリ【ケアマネが徹底解説】対象者・利用の流れ・料金
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訪問入浴
介護職2名と看護師1名で浴槽をベッドの横に置き入浴の介助を行ってくれます。
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訪問入浴のサービスとは【現役ケアマネが解説】料金や利用の流れがわかる
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居宅療養管理指導
医師、歯科医師、薬剤師などの訪問を行ってくれます。
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居宅療養管理指導と往診と訪問診療の違い【現役ケアマネが解説】
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要介護1で受けられる 通所系のサービス
通所介護(デイサービス)
送迎、入浴、リハビリ、排せつ介助、食事介助もしてくれます。
デイサービスを下記にまとめていますので、是非ご覧ください。
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デイサービスとは【元デイサービス相談員・現役ケアマネが解説します】
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通所リハビリ(デイケア)
送迎、入浴、リハビリ、排せつ介助、食事介助もしてくれます。*リハビリは専門職がしてくれます。
デイケアとデイサービスの違いはこちらで詳しくまとめています
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デイケアとデイサービスの違い【現役ケアマネが解説】どっちがいいの?
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認知症対応型通所介護
送迎、入浴、リハビリ、排せつ介助、食事介助もしてくれます。
要介護1で受けられる お泊りのサービス
短期入所生活介護(ショートステイ)
送迎、食事介助、入浴介助、排せつ介助、服薬介助などすべて行ってくれます。
短期入所療養介護(医療系ショートステイ)
送迎、食事介助、入浴介助、排せつ介助、服薬介助などすべて行ってくれます。
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要介護1で受けられる 生活環境を整えるサービス
福祉用具貸与(レンタル)
手すり、スロープ、歩行器
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注意
車いす、車いす付属品、特殊寝台(ベッド)、特殊寝台付属、床ずれ防止用具、体位変換機、認知症老人徘徊探知機、移動用リフトは基本要介護2以上のため利用できません
*しかし、一定の条件で利用できる場合があるのでケアマネに相談しましょう!
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要介護1で入所できる施設
介護老人保健施設
基本的には、「在宅復帰」を目標にしているので、在宅生活が可能と判断されれば退居しなければいけません
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有料老人ホーム
生活全般の介護を受けることができます。費用は、高めですが入居しやすいのが特徴です
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グループホーム
認知症の方のみ入居できる施設です
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介護1 サービス利用までの流れ
要介護でサービスを利用する手順
介護サービスを利用する流れ
①介護認定を受ける
②ケアマネと契約する
③サービス担当者会議をおこなう
④ケアプランの作成
⑤サービス事業所と契約する
⑥サービスの利用
①介護認定を受ける
・ご本人が住んでいる市町村窓口
・地域包括支援センター
・居宅介護支援事業所
に申請の代行をしてもらうことができます
介護保険の申請については、こちらをご覧ください
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介護保険 申請の条件・流れ・タイミングを【ケアマネ】が解説します!
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②ケアマネと契約をする
要介護認定が出れば、介護サービスを利用する前にケアマネと契約をします
③サービス担当者会議をおこなう
利用者・家族・サービス事業所、ケアマネとで在宅生活がスムーズにできるように検討します。
④ケアプランの作成
ケアマネは、課題分析、担当者会議を経て、利用するサービスの計画を作成します。
⑤サービス事業所と契約する
サービス事業所と本人が契約をします。契約の際に、支払い方法やキャンセル時の確認などはしておきましょう
⑥サービスの利用
サービスの利用になります

要介護1 事例をみて、サービスの回数・月にかかる費用は?
要介護1 デイ・ヘルパー・訪問看護利用の場合
事例1 デイ・ヘルパー・訪問看護利用
・独居。軽度から中度の認知症あり。服薬の促しや家事が一人では困難であるため、週6回ヘルパーさん(45分未満)に支援してもらっている。
服薬の準備は、週1回訪問看護(30分未満)にて行っている。
・現在、1日型のデイサービス 週1回(送迎、食事、入浴、リハビリ、レクリエーション、6時間から7時間)も利用している。

事例1 1か月の費用
<料金>
1日型、週1回デイサービス
送迎、運動、レクリエーション、入浴、食事
月4回で約3300円(リハビリ、処遇改善加算、提供加算含む・食費は含んでいません)
週6回ヘルパー
月21回で約4300円(45分以内/回処遇改善含む)
週1回訪問看護(30分以内)
月4回約3300円(緊急時訪問加算含む)
合計約11500円ですね
(処遇改善加算なども含んでおり、大阪市で計算しています。あくまでも、ざっくりの計算なのでご了承ください)
注意ポイント
この料金は、介護負担割合証で1割の方で計算しています。2割負担の方は約24000円、3割負担の方は約36000円になります)
*生活保護の方は免除ですが、デイの食費はかかります
要介護1 デイ・ヘルパー利用の場合
事例2 デイ・ヘルパー利用
・独居。精神的な病気あり。服薬の促し・買い物など家事全般が必要で、毎日ヘルパーさん(30分未満と60分未満)が入っている。
・週1回 半日型のデイサービス利用(入浴、リハビリ、送迎)

事例2 1か月の費用
<料金>
半日型、週1回デイサービス(入浴、送迎、リハビリ)
月4回で約2300円(処遇改善含む)
ヘルパー週12回(30分未満と60分未満)
月48回で約13000円(処遇改善含む)
合計約15000円ですね。
(処遇改善加算なども含んでおり、大阪市で計算しています。あくまでも、ざっくりの計算なのでご了承ください)
注意ポイント
この料金は、介護負担割合証で1割の方で計算しています。2割負担の方は約30000円、3割負担の方は約45000円になります)
*生活保護の方は免除です
この記事のまとめ
要介護1 受けられるサービス
・訪問系のサービス
・通所系のサービス
・お泊りサービス
・生活環境を整えるサービス
・施設入所
要介護1 サービス利用までの流れ
・介護認定を受ける
・ケアマネと契約
・サービス担当者会議
・ケアプランの作成
・サービス事業所との契約
・サービスの利用
事例によるサービスの利用回数・料金
私の利用者(要介護1)の方は、デイサービス(地域密着型6時間~7時間)を月~金の週5回利用しています。
少し限度額(介護保険の範囲)を超えるので、月に1回は休みます。

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