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特養 メリット・デメリットを【元特養相談員】が解説します!

特養(特別養護老人ホーム)は、費用が安いので人気と聞いたけど…特養のメリットは他にもあるのかな?デメリットはないのかな?

 

そのような疑問にお答えします

 

この記事では

特養とは

特養のメリット

特養のデメリット

特養のメリットデメリットを知ったうえで両親に勧めるか?

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、無資格・無経験でデイサービスに勤めました

デイサービスから特養の介護職・在宅のケアマネへと転職も経験しています

 

今回は、特養(特別養護老人ホーム)のメリットデメリットについてをテーマに書いていきます

 

私は、数カ所の特養で夜勤バイトをしたり、ケアマネとしてたくさんの特養を見学してきました。

 

特養のメリットデメリットと両親に勧めるならどのポイントを見るべきかを紹介していきますので、最後まで読んで見てください。

 

 

特養とは

 

特養のメリット・デメリットとは

 

特養(特別養護老人ホーム)とは

 

特養(特別養護老人ホーム)を簡単に説明しますね

 

特養とは

在宅での生活が困難になった、要介護者が生活支援を受けて入居できる施設です

 

特養に入所するには、条件があります

 

特養入居の条件とは

・原則65歳以上で要介護3以上の感染症や医療処置が必要でない方

・特定疾病が認められた要介護3以上で40歳から64歳までの方

・特例による入居が認められた要介護1~2の方

 

特養の入居条件を満たしても、入居希望者が多くなかなか入所できないのが現状です

 

 

入居の基準や入居までの流れを詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

特別養護老人ホーム 入居基準【暴露】こうして入居は決まっていた!

 

特養のメリット

 

特養のメリットデメリット

 

特養のメリット

 

特養のメリットは3つ

費用が安い

長期入居ができる

公的機関なので安心

 

それぞれ説明します

 

特養のメリット①費用が安い

 

特養のメリットは、費用が安いことです

 

特養は、他の介護施設に比べて「費用の安さ」が最大のメリットです

 

特養は、公的機関であり

と比べると比較的に安く入居できます。

 

有料老人ホームのように「入居一時金」などは、必要ありません。

 

特養の費用は

・毎月約4~14万円ぐらいです

・部屋のタイプや介護度などで費用は大きく変わります

 

 

ちなみに大阪市での有料老人ホームの費用は

・毎月約17万円ほどが相場です

もちろん、もっと高いところはたくさんあります

 

 

特養の費用について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

特養の費用はいくらするの?費用負担を軽くする制度は?【ケアマネが解説】

 

特養のメリット②長期入居ができる

 

特養のメリットは、長期入居ができることです

 

特養は、同じ公的施設である「介護老人保健施設」や長期にお泊りのサービスを受ける ロングショートステイと違って、基本は終身利用できます

 

特養では、看取りを行っている施設がほとんどなので、終末期も希望されれば特養で最期を迎えることができます。

 

特養のメリット③公的機関なので安心

 

特養のメリットは、公的機関なので安心です

 

・特養は、公的機関であるため「倒産」などの心配は他業種と比べると低いと考えていいと思います。

*国税庁の調査では、起業してから10年で残っている会社は6.3%しかない、残りの94%は倒産しています。

 

また、定期的に保険者(市)から「実地指導」が行われます

 

実地指導の内容は

・介護報酬

・職員教育

・利用者のケアプラン

・安全面

・衛生面など

をチェックしに来ます。

 

定期的に公的機関から、実地指導があるので安心です

 

特養 デメリット

 

特養 デメリット

 

特養のデメリット

 

特養のデメリットは、3つあります

入居までに時間がかかる

要介護3以上でないと申し込みできない(*特例なら要介護1~2で申し込み可)

医療的な処置が受けられない

それぞれ説明します

 

特養のデメリット①入居までに時間がかかる

 

特養のデメリットは、入居までに時間がかかります

 

「有料老人ホームなど」に比べて費用が安いこともあり、特養の入居申し込みが非常に多いため入居までにかなり時間がかかります

 

特養の入所申し込み者のデータです。

施設入所の申し込み数

 

 

H29特別養護老人ホームの入居申し込み状況

 

 

「しもやん」の地域では、介護を受けている利用者が「申し込みをして特養の入居までどれぐらいの期間」で入居になっているの?

 

 

私の働いている区では、人口約63000人です。特養は5つあります。特養の申請をして約6か月~1年以内には、入居できていますね

 

 

*あくまでも私が働いている区なので、地域によって異なります。

 

また、特養の入居を申し込む方は、複数の特養を申し込みされています。

 

 

特養のデメリット②要介護3以上でないと申し込みできない

 

特養のデメリットは、介護3以上でないと基本は申し込みができない

 

申し込みの基準を他の施設と比べてみると

・グループホーム…要支援2・認知症

・介護老人保健施設…要介護1

・有料老人ホーム…要支援1

 

特養は、要介護3以上でようやく申し込みができます

*特養の場合、特例で認められれば要介護1~2でも可能とありますが、かなりのレアケースなので該当しない場合が多いですね。

 

特養申し込み方法を詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

特養 申し込み方法を【ケアマネが解説】します!

 

 

特養のデメリット③医療的な処置が受けられない

 

特養のデメリットは、医療的な処置が受けられない事です

 

特養はそもそも「生活の場」なので治療の場ではありません

 

・医療処置が必要な方は、入居できない場合があります

・また、入居していても状態が変わり「医療行為」が必要になれば退去しなくてはいけません

 

特養では、夜間に看護師の配置が義務付けられていませんので「医療行為」に対応できないのが理由です。

 

医療処置が困難なケース

・頻回な喀痰吸引が必要な方

・常時点滴などが必要な方

・鼻腔による経管栄養

・人工透析

・人工呼吸器

・気管切開

・中心静脈栄養(IVH)

など

 

 

人工透析や喀痰吸引など対応する施設もあるので、施設に確認するほうがいいですね。

 

 

特養退去ケースについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

特養 退去のケースとは【元特養相談員】が解説!退去後どうするの?

 

特養のメリットデメリットを知ったうえで両親に勧めるか?

 

特養の現場で勤めた経験から、自分の両親に特養の入居を勧めるのか?

 

答えは「特養による」です

 

私は、たくさんの特養でバイトをしたこともあり、在宅ケアマネとしてたくさんの特養を見学しました。

 

特養にも「サービスの質が良い施設」とどちらかというと「サービスの質が悪い施設」があります

 

自分の両親を任せるなら「サービスの質が良い施設」を勧めます

 

では、どのようにして特養の特徴を見分けるのか?

 

特養の特徴を見分ける方法

 

特養の特徴を見分ける方法は3つあります

入居者の入れ替わり率を見る

介護職員の定着率を見る

施設見学する

 

それぞれ説明します

 

入居者の入れ替わり率を見る

 

特養入居者の入れ替わり率を見ます

 

方法は、介護サービス情報公開システムを活用する方法です

介護サービス情報公開システムは、全国の介護事業所を検索できる無料ツールです

 

特養入居者の入れ替え率は

・特養の利用者情報を調べます

・入居定員と昨年の退所者数を調べましょう

近隣の特養を数カ所調べるだけでも、驚かれると思います

 

それは、明らかに退去者数が多い施設があります

 

その原因として予測されるのは

・介護職員、看護職、栄養士の利用者に対する観察不足

・チームとして連携が取れていない

・離職率が高い

 

そのような施設に両親は任せたくないですからね

 

特養の特徴を把握するには、入居者の入れ替え率を見ましょう

 

介護職員の定着率をみる

 

介護職員の定着率を見ます

 

方法は、先ほど紹介した介護サービス情報公開システムを使います

 

介護職員の定着率を見るには

・総従業者数と退職者数を見ましょう

 

こちらも数カ所の特養を調べてみると明らかに定着率に違いが見つかります

*ただし、退職者0と書かれている場合は、逆に怪しいと判断しましょう

 

職員の定着率が低いことで予想されるのは

・職員の経験値が蓄積されにくいので「ケアの質」が上がりにくい

・人員が常にいないので基本のサービスすらままならない

・事故が起きやすい

 

もう一つ重要な点があります

 

特養介護職の常勤・非常勤の割合ですが、通常は常勤の方が多い施設がほとんどだと思います

 

非常勤の方が多い特養は、

・常勤の仕事量が明らかに多くて辞めている

そのような環境で、利用者に意識がきちんと向けられているとは思えません。

 

介護職員の定着率が低いところ、常勤職員数と非常勤職員数が逆転している施設は注意しましょう

 

施設見学する

 

施設見学をしましょう

 

感染対策で施設見学できないケースもあると思いますが、可能なら施設見学しましょう

 

理由は

・見学することで施設職員、利用者、雰囲気などを観察できるからです

 

文章や写真などの情報では、人間や施設の雰囲気までは感じ取れません

 

できる限り施設見学をしましょう

 

施設見学のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

介護施設の選び方【元相談員が解説】3つのポイントと施設見学のコツ

 

今回は、以上になります。




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