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特養の仕事内容【元相談員が解説】とメリット・デメリットとは

 

特別養護老人ホームの介護職として、働きたいと考えています。特養の仕事内容や良いところや辛いところを知りたいです。

 

そのような疑問にお答えします。

 

この記事では

特養(特別養護老人ホーム)とは

特養の仕事内容とは

特養の仕事内容 1日の流れ

特養で働くために必要な資格

特養でもらえる給料は?

特養の仕事をして感じた メリット・デメリット

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、無資格・無経験でデイサービスに勤めました

デイサービスから特養の介護職・在宅のケアマネへと転職も経験しています

 

私は、特養の相談員を7年していました。

 

相談員といっても100%シフトに入っており、早出から夜勤まで仕事内容を把握しています。

 

今回は、特養の仕事内容、良かった点や辛かった点をお話ししていきますので、詳しく知りたい方は、最後までご覧ください。

 

 

特養(特別養護老人ホーム)とは

 

特養(特別養護老人ホーム)とは

 

特養(特別養護老人ホーム)とは

 

特養の説明をしていきます。

特養(特別養護老人ホーム)とは

在宅での生活が困難になった、要介護者が生活支援を受けて入居できる施設です。

 

特養の入居する条件は

・要介護3以上

・特例による入居が認められた要介護1~2

 

特養の入居者の要介護度の平均は、3.87です。(平成29年4月厚生労働省資料)

 

入居者のほとんどが、車イスか寝たきり、重度の認知症の方です。

 

 

特別養護老人ホームについては、こちらで詳しくまとめています

特養とは 費用・入居基準・費用の負担軽減制度を【ケアマネが解説】

 

 

特養の仕事内容とは

特別の仕事内容とは

 

特養の仕事内容は

直接的に利用者と関る仕事

間接的に利用者と関る仕事

があるので、それぞれ説明していきます。

 

直接的に利用者と関る仕事

 

直接利用者と関る仕事です。

 

特養の仕事内容

入浴介助

食事介助

排泄介助

レクリエーション

口腔ケア

服薬介助

緊急時の対応

整容

ショートステイ利用者の受け入れ

シーツ交換

 

 

入浴介助

 

特養では、基本週2回以上の入浴が義務付けられています

重度の介護度の方が多いため、洗髪、洗体、更衣など介助をします

 

・ユニット型の特養では、各フロアで浴室があり入浴介助をします

・従来型の特養では、浴室があるフロアへお連れして入浴介助をおこう

*日曜日以外は、入浴があり、入浴業務は、約2~3時間ほどで終わりますね。

 

 

食事介助

 

利用者ごとに食事形態が違うので、最終確認を行いながら配膳する。

 

食事介助者が多かったので、利用者2人を同時に食事介助をおこなっていました

 

食事介助は、30分から45分ほどかかります。

 

 

排泄介助

 

排泄介助は、オムツ交換やトイレ誘導をおこないます。

 

特養では、介護度が重度の方が多いのでオムツ交換が多いですね。

トイレ介助の方も職員2人で対応する場合もあります。

 

 

レクリエーション

 

レクリエーションでは、カラオケや歌体操などを行っていました

 

職員の欠勤などで手が回らない時があるので、毎日できないことの方が多かったです

 

 

口腔ケア

 

食後に歯磨きのサポートをおこないます。

 

訪問歯科を希望される入居者は、月に1回診てもらっていました

 

 

服薬介助

 

介護職がおこないます。服薬を間違えないように、飲み込みを必ず確認します。

 

服薬介助は、薬を飲みこむまでを見届けるので時間を要します

 

 

緊急時の対応

 

緊急時の対応をおこいます。

 

・日勤であれば、看護師や他の職員と連携して行います

・夜勤であれば、オンコールをして他のフロアの夜勤者と連携して行います

 

夜勤帯での緊急時の対応は、大変です

各フロアに夜勤者は1名のみで、利用者は夜全員寝てるわけではないですからね

起きている利用者を対応しながら、緊急時の対応をするので状況判断力が問われます

 

 

ショートステイ利用者の受け入れ

 

介護認定を受けている高齢者が、数日間泊りで施設サービスを受けに来られます

 

ショートステイ利用者の受け入れでは、荷物のチェックをしなくてはいけません

持参品の数・種類・名前の明記などをおこないます

 

ショートステイについては、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ショートステイとは【ケアマネが解説】費用・利用条件・手続きを

 

 

整容

 

爪切りや・顔そり・髭剃りをおこないます

整容ができているか否かで「施設ケアの質」が分かります。

 

シーツ交換

 

特養のシーツ交換の頻度は、週1回以上と決められています

 

シーツ交換専用で、パートさんを雇用しているところもあれば

介護職員が行うところもあります

 

 

間接的に利用者と関る仕事

 

間接的に利用者と関る特養の仕事内容は

間接的な仕事内容

担当利用者の仕事

各委員会の仕事

 

それぞれ説明していきます。

 

担当利用者の仕事

 

介護職員は、担当の利用者を数名持ち施設生活が円滑にいくように支援します。

 

職員一人で、約5名ほどの利用者を担当します。

 

担当利用者の仕事内容として

・嗜好品の購入依頼

・理美容の段取り

・ケアプランの作成・更新・経過・個別の対応

・衣類の修繕や衣替え、購入依頼

・誕生会の準備など

 

利用者の要望や環境整備なども行っていきます。

 

各委員会の仕事

 

特養では、各委員会があります

例えば

感染症対策委員会・事故防止委員会・身体拘束廃止委員会・個人情報、プライバシー委員会・災害、防災対策委員会

褥瘡予防委員会・虐待防止委員会・認知症ケア委員会など

 

 

特養では、委員会は必須です。

定期的な会議をおこない、検討、改善を行っていかなければいけません

*業務内・業務外でおこなう施設と分かれています

 

特養の仕事内容 1日の流れ

特養の仕事内容 1日の流れ

 

 

特養の1日の流れを紹介します。

 

7:00 朝食準備・離床介助
8:00 朝食介助・服薬介助・下膳・口腔ケア
9:00 申し送り・臥床介助
10:00 おむつ交換
11:00 体操・申し送り・昼食準備
12:00 昼食介助・服薬介助・下膳
13:00 口腔ケア・トイレ介助・臥床介助
15:00 おやつの配膳・介助・下膳
16:00 オムツ交換・申し送り
17:00 夕食の準備・離床介助
18:00 夕食の介助・服薬介助・下膳・口腔ケア・臥床介助
20:00 眠前薬の介助、臥床介助
21:00 消灯
0:00 巡回後、オムツ交換
2:00 巡回後、オムツ交換
4:00 巡回後、オムツ交換、更衣介助

 

勤務は、シフト制で早出、日勤、遅出、夜勤の4種類の勤務体制が多いですね

 

特養で働くために必要な資格

 

特養で働くために必要な資格

 

特養の介護職であれば、介護の資格が無くても働けます

 

介護の資格にどんなものがあるか紹介しますね。

 

介護の資格

介護職員初任者研修

実務者研修

介護福祉士

 

資格を取得するほうが、就職には有利になります

 

介護福祉士を取得すれば、手当てがつくので収入がUPします

 

私の職場で①介護職員初任者研修を受講して②実務者研修を受講し③介護福祉士を受験して合格された方がいますよ!

 

 

特養の仕事でもらえる給料は?

 

特養の仕事でもらえる給料は?

 

特養の給料です。

特養 給料

 

 

令和2年度介護事業経営概況調査結果

 

施設の介護職(無資格)だと月357169円ですね。

介護福祉士なら月376442円です。約2万円違ってきます。

 

同じ仕事をしていても、月に2万円違ってくるなら「介護福祉士」を取るほうがいいですね。

 

無資格の方が「介護福祉士」を取得するには、まず介護職員初任者研修の受講しましょう。

 

特養の仕事をして感じた メリット・デメリット

 

特別の仕事をして感じた メリット・デメリット

 

特養の仕事をして感じたメリット

 

特養の仕事をして感じたメリットを紹介します

 

メリット

重度の利用者が多いので介護技術が格段にあがる

看取りケア(ターミナルケア)を経験できる

他の在宅介護の仕事に比べ給料が高い

利用者を24時間365日みれるので、ケアの対策がしやすい

医療的な知識が得られる

多職種連携により、各分野の意見など知識が得られる

施設内の仕事なので、他の在宅サービスとは違い気温や気候に左右されず働きやすい

 

 

特養の仕事をして感じたデメリット

 

特養の仕事をして感じたデメリットを紹介します。

 

デメリット

夜勤があるので生活リズムが乱れやすい

夜勤は、精神的・肉体的にきつい

施設に感染症の利用者が出ると業務も過酷になる

職員が休むと業務が過酷

 

 

特養の仕事で一番よかったこと

特養の仕事で一番よかったこと

 

私は、特養で7年ほど働きました。

 

特養で働いて良かったことは

 

ターミナルケアに携われたこと

 

ターミナルケアに携われたことで、私の人生観が変わりました。

 

ターミナルケアとは

ターミナルケアとは、終末期に治療による延命よりも、病状などの苦痛を緩和し、残された生活の充実を優先するケアです。

 

特養では、何人もターミナルケアに関わらせていただきました。

 

たくさんの人たちの最期を看取り、私が思ったことは、

 

「一隅を照らす人でありたい」

 

本当に思います。

 

ターミナルケアに携われたことは、自分にとって一番の財産になりました。

 

今回は、以上になります。

 

 

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