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特養と老健の違い 【現役ケアマネ】が解説します!

 

特養と老健の違いを簡単に教えてほしい!

 

 

在宅主任ケアマネの「しもやん」です。特養と老健の大きな違いは、入所の目的が「終の棲家」か「在宅復帰」か!になります。詳しく説明しますね!

 

 

この記事では

特養と老健の違い

を書いていきます。

この記事を読めば「特養と老健の違い」が分かります

 

 

特養と老健の違い

 

 

 

まずは、施設ごとの役割・入居条件・サービス内容・入居期間・費用の簡単な表を見ていきましょう!

 

特養 老健
施設の役割 「生活の場」 「在宅復帰」
入居条件 要介護3以上(特例で要介護1・2) 要介護1以上
サービス内容 生活全般の介護(医療処置は困難) 生活全般の介護(医療処置は対応)
入居期間 終身利用に対応 原則3か月で評価
費用 比較的安い 特養に比べ高い
入居の難易度 入居困難 比較的入居しやすい

 

項目ごとに、説明しますね!

 

役割の違い

 

特養の役割

 

在宅での生活が困難になった、要介護者が生活支援を受けて終身まで入所できる施設

 

老健の役割

 

「在宅復帰を目的」にした施設で、利用者はリハビリや医療的なケア、生活で必要な支援を受けられます

リハビリ専門職を多く配置しており、リハビリに重点を置くことで在宅復帰率が高いのが特徴です

 

入居の条件

特養の入居条件

 

特養入居の条件

原則65歳以上で要介護3以上の感染症や医療的処置が必要でない方

特定疾病が認められた要介護3以上で40歳から64歳までの方

特例による入居が認められた要介護1~2の方

 

特定疾病

・がん・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症・後縦靭帯骨化症・骨折を伴う骨粗鬆症・初老期における認知症・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病・脊髄小脳変性症・早老症・多系統萎縮症・糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症・脳血管疾患・閉塞性動脈硬化症・慢性閉塞性肺疾患・両側の膝関節または、股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

要介護1~2でも、特養に入居できる可能性があります。

 

特例による入居の条件

・認知症であり在宅生活が困難である

・知的障害・精神障害を伴い在宅生活が困難である

・深刻な虐待が疑われ、心身の安全が困難である

・家族や地域から介護サービスが十分に受けられず、在宅生活が困難である

 

特養には入居を決める基準があります。こちらでまとめています。

特別養護老人ホーム 入居基準【暴露】こうして入居は決まっていた!

続きを見る

 

老健の入居条件

 

老健の入居条件

原則65歳以上で要介護1以上の感染症や入院治療の必要でない方

特定疾病が認められた要介護1以上で40歳から64歳までの方

 

サービス内容

特養のサービス内容

 

生活するうえでの介助全般

・入浴介助・排泄介助・食事介助・移動介助・口腔ケア・整容・更衣介助・服薬介助

・リハビリ

・レクリエーション、行事

・洗濯、買い物、掃除など

・胃ろう、バルン、ストマ、看取りの対応

*夜間に看護師の配置が義務付けていないので、医療的処置が困難である

 

特養のサービス内容は、こちらでまとめています

特別養護老人ホーム サービス内容を【元特養相談員が解説】

続きを見る

 

老健のサービス内容

 

生活するうえでの介助全般

・入浴介助・排泄介助・食事介助・移動介助・口腔ケア・整容・更衣介助・服薬介助

・リハビリ

・レクリエーション、行事

・洗濯、買い物、掃除など

・胃ろう、バルン、ストマ、喀痰吸引、インシュリン、酸素療法など

*夜間に看護師が配置されているので医療処置にも強い

 

介護老人保健施設のサービス内容は、こちらでまとめています

介護老人保健施設 役割とサービス内容!ケアマネが解説します!

続きを見る

 

入居期間

 

特養の入居期間

終身利用可能

*ただし、医療的な処置が必要になったり、3か月以上の長期入院になった際は退居になる場合があります。

 

老健の入居期間

約3か月ごとに、在宅での生活が可能か検討する

*在宅での生活が可能と判断されれば、退居となる

 

費用

 

特養の費用

 

例:要介護3 介護負担割合1割 介護保険負担限度額認定1段階なら 月約48600円

要介護5 介護負担割合1割 介護保険負担限度額認定4段階なら 月約133243円

*個室ユニット型で計算

*大阪市の特養の料金表です

 

特養の費用・負担軽減制度についてまとめています

特養 費用と費用負担を軽くする制度を【ケアマネが解説】

続きを見る

 

老健の費用

 

例:要介護1 多床室 介護負担割合1割 介護保険負担限度額認定1段階なら 月約4万円

要介護5 個室 介護負担割合1割 介護保険負担限度額認定4段階なら 月約20万円

 

介護老人保健施設 入居料金個室

 

 

 

 

特養の方が、リーズナブルな費用ですよね。予算的に特養がいいですが、すぐには入れるの?

 

 

特養の入居は、かなり時間がかかります。大阪市T区では、特養の入居申請をして半年から1年ぐらいですね。地区によっては、もっとかかるかもしれません。

 

 

緊急的に施設を考えるなら①老健か有料老人ホーム、グループホームですね。ロングショートステイを利用している間に、施設を探す方もおられますよ!

 

 

老健の費用と介護の負担軽減の制度は、こちらでまとめています

介護老人保健施設 費用はいくらするの?ケアマネが解説します!

続きを見る

 

ロングショートステイについては、こちらでまとめています

ロングショートステイとは?費用と注意点をケアマネが解説します!

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グループホームについては、こちらでまとめています

グループホームとは 【ケアマネ】がわかりやすく解説します

続きを見る

 

 

この記事のまとめ

特養と老健の違い

・目的が「終身対応」か「在宅復帰」

・入居条件が「要介護3以上」か「要介護1以上」

・「入居しやすい」か「入居しにくいか」

 

大きな違いは、利用目的・入居条件・入居のしやすさですね。

 

 

老健なら空いていれば約1~2週間で入居できます。

 

 

特養については、こちらでまとめています

特養とは 費用・入居基準・費用の負担軽減制度を【ケアマネが解説】

続きを見る

老健については、こちらでまとめています

介護老人保健施設とは 【現役ケアマネ】が解説します!

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