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高齢者 介護 トイレ介助 おむつ交換 介護マニュアルの紹介

トイレ

トイレ介助のマニュアルがないかな?

 

在宅のケアマネの「しもやん」です。以前に、特養やデイサービスで働いていました。トイレ介助、おむつ交換 介護のマニュアルを紹介したいと思います。

(トイレ介助マニュアル)

・トイレ誘導前

・トイレの中に入ってから

・排泄後

(オムツ交換マニュアル)

・排尿の場合

・排便の場合

 

これらのマニュアルは、細かく書かれています。

事業所によってハードやソフトも違うので多少修正は必要になります。

あくまでも、ご自身の働いている事業所のマニュアル作りの参考にしていただければ嬉しく思います。(コピー可)

 

<トイレ介助マニュアル>

1.トイレ誘導を行なう前に

 

・トイレの声掛けを行う。(他の方に聞こえないように配慮する)

・ご利用者の方の健側に手すりのあるトイレへ誘導する。(左麻痺―○○トイレ:右麻痺共同トイレ)

・トイレ内の床が濡れていないか、ゴミが落ちていないかの確認を行う。

 

 

2.トイレ内に入ってから

 

・トイレ入口の戸を開け、中まで誘導する。(居室では電気をつける)

・トイレのドアは必ず閉める。

・車椅子の方であれば、ブレーキを掛けフットレストより足を下して頂く。

・便座・手すり・便座の背もたれ部のウェルパス消毒を行ない、トイレットペーパーで拭く。

・便座の座面の温度確認を行う。(暑過ぎないか・冷えていないかの確認)

・手すりを持って立って頂く。

・下衣類を下せない方は介助を行ない、(パットを外し)便座に座って頂く。

・冬場は便座に座っていただく際、膝掛けを掛ける。

・便座に座って頂いた後、楽な姿勢をとって頂く。介助バーを戻す。

・排尿・排便が困難な方には腹部マッサージを行う。

・常時付き添いが必要な方(立ち上がり転倒の危険がある方、座位困難な方)はCWが付き添う。

・2人介助の際、一人が体をもって支え、もう一人がズボンの上げ下げを行う。その際、スキントラブルの確認を行う。異常があれば、NSへ報告する。排泄後は、排泄前に体を支えていたCWと、ズボンの上げ下げを行なったCWは対応を交代する。(スキントラブルの確認をダブルチェックする為)

・移動介助バーを動かした後、すぐに元に戻す。

・排泄後、NCを押して頂くよう声掛けし、NCの場所を確認する。(排便なら必ず流す前にNCを押して頂くように伝える。)

・汚染パットは排泄カートのゴミ袋に入れ、備え付けの洗濯バサミでゴミ袋を閉じる。(臭いを漏らさないため)

・便が付着したパットは使い捨ての袋の中に入れてから、ゴミ袋に捨てる。(臭いを漏らさない為)

・汚染した衣類はカートの青の汚染用ビニール袋に入れ、備え付けの洗濯バサミでゴミ袋を閉じる。(臭いを漏らさない為)

・新しいパットを用意しておく。

・パットをされている方は、パットを外し汚れていなければ内側へ折り込み、車椅子の上に置く。独歩の方は便座の後のパイプの上にたたんでおく。床へは置かない。

・車椅子・歩行器は横、もしくはトイレの外に出す。(車椅子・歩行器は必ず壁につけ、事故のないように注意する)

 

3.排泄後

 

・NC後(遅い場合は除く)ドアをノックし、声掛けをしてから入り終わったか拭けたかを確認し、拭けていない場合は手すりを持って立って頂いてから拭く。(陰部・臀部・下肢・腰部・腹部の状態確認を行う)※ディスポを着用する。

・2人介助の場合は、排泄前と後の対応を交代し、スキントラブルの確認をダブルチェックする。

・トイレ後手すりを持って頂き、下衣類を上げられない方は介助を行い、パットをつける。(シールを外し、しっかり当てる)

(注意)下衣類を上げる際、シャツは5分パンツやパッチの中に入れずにズボンの中に入れる。(シャツが汚染していたり、下衣類がゴワついて不快である為)

・車椅子に移乗し、足をフットレストに乗せて頂く。

・排泄後、尿量・色・臭い・便質・便色・便量を把握する。

・洗面台で手を洗って頂き、タオル・ハンカチで拭いて頂く。

・便座使用後、便座・手すり・便座の背もたれ部のウェルパス消毒を行い、トイレットペーパーで拭く。

 

<オムツ交換 介護マニュアル>

 

オムツ交換手順

・居室に入り、居室のドアを閉め室温の調節を行う。(入室・退室の際は必ず、「失礼します」「失礼しました」の声かけを)

*急遽必要な物品が取れるよう、手の届きやすい位置に置く。

*夜勤帯では、物音が聞こえるように居室のドアは開けておく。

・オムツ交換時は障子を閉める。

・オムツ交換を行うことを告げる。

(声かけは目線を合わせて行う)

*プライバシーを配慮し、「おしも」等の直接的な表現は使用しないこと。

・プライベートカーテンを閉める。

・必要物品を枕元に準備する。(清拭・パット・軟膏類)

パット類→ギャザーを立て広げておく。(ジャバラ折りは崩れるため、着用直前に作る)

清拭  →パットに挟む(冷えないように)安心シートのみの場合はディスポに挟む(安心シートはバックシートが付いていない為)

カゴ  →汚染したパット類は床に直接置かないように使用する。

又、カゴが直接汚れないように内側は必ずビニール袋で覆う。

・シャワーボトルの湯温確認は、バケツの上で確認を行う。

・布団をめくり、ギャッジアップを下げ、体交枕を外し、サイドレールを外す。(介助者の腰痛予防の為。また、外したサイドレールは床に置かない。)

入居者の体を仰臥位にし、オムツ交換が行いやすいようにベッド上を整える。(布団をめくる・掛ける際は、ご入居者の表情を見ながら行う。ご入居者の表情を見ながら行う。ご入居者に背を向けない。)

・パット・ディスポ類を枕元・タンス上から、ご入居者の腰部付近に移動する。(ご入居者の枕元で作業を行うと耳障りとなり、不快感を与えてしまう為)

・下衣類を下ろし(可能な方には腰を上げていただく)、リリーフを外す。(リリーフのテープで皮膚を傷つけないように、内側につける)

・ディスポを着用する。

<排尿の場合>

 

1.介助者の手で必ずシャワーボトルの湯温を確認した後、陰部を広げ洗浄を行う。

ソケイ部やシワを広げ指で尿を洗い流す。臀部は側臥位の状態にて洗浄を行う。(基本は日中のみ毎回行う。パットを全て取り換えない時は、パットにしみこまないように清拭で押さえながら陰部洗浄する)

*シャワーボトルの口の部分を皮膚に付けないようにする。共同使用のため)

2.排尿がない場合は、そのままマットを閉じて対応。ソフライナーは汚染時のみ交換する。

3.陰部洗浄同様、温度を確認した清拭で、両大腿部付け根、ソケイ部、陰部を上から下へ使用した面を一面ずつ変えながら拭く。(しわに汚れが残る為、しわを広げて拭きとる。)

4.陰部を清拭した後、着用しているパットの前方を内に折り、バックシート(花王のパットは、数字が記入されている面)の部分にきれいな面を上にして清拭を置く。

5.新しく着用するパットを広げて準備する。(安心シートは表面に線が入っていない面が肌に当たるようにセットする)

6.側臥位になって頂き洗浄後、臀部を上から下へ、最期に肛門を清拭する。(清拭する際は、こすらず、タッピングにて対応)
*お湯・清拭はCWの腕の内側で温度の確認をする。

7.排尿の状態の確認を行い、(量・色・臭い・濁り等)陰部・臀部・ソケイ部・腰部・腹部の状態の観察も行う。

8.手指ウェルパス消毒をする。

<排便の場合>

1.汚染パットで軽く拭きとり、陰洗を行う。その際、陰部や膣に便が付着していることがあるので、きれいに洗い流す。

2.便清拭は、お湯で濡らして汚染部を拭きとる。きれいに拭き取った後に清拭で、余分な水部を完全に拭き取る。(清拭では便を拭きとらない)

3.便の付着したパットはそのままゴミ箱に捨てず、袋に入れてから捨てる。(臭いを漏らさない為)

4.排便の状態の確認を行う。(量・形状・臭い・硬さ・内容物等)

・必要時軟膏の塗布を行う。(軟膏使用時は、新しいディスポを着用する。皮膚状態の確認行い、スキントラブルの発見時やNS処置がある場合は、NS連絡する)

・清拭後、新しいパット類の向こう側を巻いて体の下に差し込み、側臥位になって頂き、向こう側から汚れたパット類を取り、新しいパット類を伸ばし、正しい位置に当てる。

・パットを当てた後、ディスポを外し、リリーフを閉じる。(リリーフは清潔とするため)

・リリーフの上部が腸骨より上にくるようにつける。下のテープは斜め方向に、上のテープは斜め下方向に止める。(腸骨・股にフィットしていないとリリーフがずれたり、尿漏れの原因となるため)

・腹部がきつくないか声かけを行い、リリーフからパットが出ていないか、リリーフのギャザーが内側に入り込んでないかを確認する。(尿漏れにつながるため)

・肌着のしわを伸ばし、下衣類を上げ、衣類を整える。(下衣類を上げる際、シャツはパッチのパンツの中に入れずに、ズボンの中に入れる。シャツが汚染したり、下衣類がゴワついたりと不快となるため)

・体位交換を行い、シーツのしわを伸ばし、シーツのごみを回収する。

・サイドレールを設置し、ギャッジアップを行い、布団をかける。ベッドを元にあった状態に戻す。

・ご入居者に交換が終わったことを伝える。

・速やかにカゴ内のゴミを処理する。(ゴミ処理時は、使用したディスポの裏側を利用するが、処理物が多いときは、新しいディスポを使用しても良い。)

・排便時は換気とスプレーの散布を徹底する。居室外に便臭が漏れないように、退室の際は居室のドアを閉め、換気扇を入れる。排煙窓も使用する。

(換気ができたら換気扇を切り排煙窓を必ず閉める。)

・手指ウェルパス消毒行う。

・オムツ交換と同時に、発汗や汚染による衣類交換・シーツ交換の必要がないか確認する。

 

 

まとめ

 

マニュアルは、指導者がいなくても仕事が回るようにするものです。定期的に改善、更新をしていきましょう。

 

見直すことで、曖昧なところを明確にできるチャンスです。是非、取り組んでみましょう。

他の介助マニュアルもあるので是非参考にしてみてください。
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