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施設入所を決めるタイミングはいつがいいの?【在宅ケアマネが解説】

だんだん両親も歳をとってきたし、施設を考えないといけないかもしれない。施設入所を決めるタイミングは、いつがいいのかな?

 

そのような疑問にお答えします

 

この記事では

施設入所を決める前にしておくべきこと

施設入所を決めるタイミングは

施設ごとの入居できるタイミング

施設入所のタイミングを逃したら

 

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、在宅ケアマネをしています。

今までに多くの方の施設入所に携わってきました。

 

介護を必要としていなくても両親が高齢だったり、在宅で介護をされている方は、施設入所を決めるタイミングを知りたいですよね。

 

在宅ケアマネの私は、多くの方が施設入所になるタイミングを見てきました。施設入所のタイミングを知っておくと、慌てることも不安になることもありません。

 

施設入所のタイミングや事前にすべきことを書いていきますので、最後まで読んでみてください。

 

施設入所を決める前にしておくべきこと

施設入所を決める前にしておくべきこと

 

施設入所を決める前にしておくべきことが2つあります。

介護保険の申請

専門家に情報を聞く

 

一つずつ説明します

 

介護保険の申請をおこなう

 

施設入所を決める前に介護認定を受けていない方は、介護保険の申請をおこないます

 

介護施設の入所をするには、介護保険の申請を行い介護認定を受ける必要があります。

 

認定には7段階があり、入居できる介護施設が異なります。

特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 有料老人ホーム グループホーム
要支援1      ✖      ✖      〇      ✖
要支援2      ✖      ✖      〇      〇
要介護1      △(特例)      〇      〇      〇
要介護2      △(特例)      〇      〇      〇
要介護3      〇      〇      〇      〇
要介護4      〇      〇      〇      〇
要介護5      〇      〇      〇      〇

 

すでに介護認定を受けていて、以前と比べ「より介護の手間がかかる場合」は、認定を見直す区分変更をおこないます。

 

専門家に情報を聞く

 

施設入所を決める前に専門家に聞きましょう

 

ここで言う専門家とは

・病院のソーシャルワーカー(社会福祉士)

・ケアマネジャー(介護支援専門員)

・地域包括支援センター(社会福祉士・主任ケアマネ)

 

上記の3種類の職種であれば、介護施設の入居条件やおおよその金額・手続きなど熟知しています。

 

良くあるのが

「近所の人が施設費用は、〇万円って言っていた。そんなに高いと思わなかった」など井戸端会議の情報を鵜呑みにしている方が多い。

 

介護施設の費用は、介護度、居室の種類(個室・多床室)、負担限度額という制度、施設の種類で利用者一人一人費用が違ってきます。

 

専門家でない人の情報を鵜呑みにすると、必要のない「不満」「不安」に繋がります。

 

施設入所を決める前に、専門家に聞いてみましょう

 

 

施設入所を決めるタイミングは?

 

施設入居を決めるタイミングは?

 

 

施設入所を決めるタイミングは、大きく2つあります

病院からの退院・介護老人保健施設からの退居

介護負担が大きくなった時

 

一つずつ説明します

 

 

①病院からの退院・介護老人保健施設からの退居

 

病院からの退院

 

病気やケガで入院して、本人の体力が以前と比べて衰えてしまった。

 

例えば

トイレになかなか行けない

ご飯も食べれない

お風呂も自分では入れない

 

このように、家事、通院、買い物、受診、服薬、金銭管理、整容など、誰かの手を借りないと生活ができない状態になってしまった。

 

そのような状態に加えて、家族での介護が介護保険サービスを使っても難しい場合は、入所を決めるタイミングになります。

 

 

家で見てあげたいけど、1日中付き添いは、できないわ

 

 

介護老人保健施設からの退居

 

介護老人保健施設は、主に医療ケアやリハビリを必要とする、要介護状態の高齢者を受け入れる施設で、自宅へ戻るためのリハビリが中心です。

 

介護老人保健施設で、リハビリをおこない数か月後に自宅に帰り生活される方もおられます。

 

しかし

 

中にはリハビリをしても回復しない方は、自宅で生活ができないので他の施設を探さなくてはいけない場合があります。

 

 

このように、病院からの退院・介護老人保健施設からの退居がきっかけで施設入所を決める場合が多いですね。

 

 

②介護負担が大きくなった時

 

施設入所を決めるタイミングの2つめは、介護負担が大きくなって対応できなくなった時です。

 

今までは、なんとか介護サービス(デイサービスやヘルパーさんやショートステイなど)を受けながら介護をしていたが

介護者が疲労や精神的なストレスを抱え、体調を悪くして、限界と感じてしまい施設に入居するケースがあります。

 

介護負担が大きい

認知症の進行(徘徊、異食、転倒、暴言、介護拒否など)

介護者の限界(精神的・肉体的)

 

以上の2点が施設入居のタイミングになります。在宅での介護が無理だと感じた時点で、施設入居のタイミングになるということですね。

 

 

施設ごとの入所できるタイミング

 

施設ごとの入所できるタイミング

 

施設ごとに入所できるタイミングが異なるので、よく利用される4つの介護施設を紹介していきます。

 

よく利用される4つの施設

特別養護老人ホーム

介護老人保健施設

有料老人ホーム

グループホーム

 

一つずつ説明します

 

特別養護老人ホーム

 

特別養護老人ホームは、費用も安く人気が高いのですぐに入居するのは困難です

 

特別養護老人ホームの特徴として

・入居者は、原則要介護3以上の方。(要介護1.2の方で特例入居要件の該当する方は入居対象)

・費用が比較的安い

・終身対応している

 

そのため、入所申請が多く入居までに時間を要します。(半年から1年以上の場合もある)

 

特別養護老人ホームの入所まで、ロングショートステイを利用しながら入所を待つ方法もありますが、ケアマネと十分相談しましょう。

 

 

介護老人保健施設

 

介護老人保健施設は、比較的に入所しやすい施設です。

 

介護老人保健施設の特徴として

・入居者は、原則要介護1以上の方。

・在宅復帰を前提にリハビリをする施設。

・医療ケアにも対応している

 

介護老人保健施設は、比較的入所しやすい施設で約2週間で入所できるケースが多いですね。

 

有料老人ホーム

 

有料老人ホームは、比較的入所しやすい施設です。

 

有料老人ホームの特徴として

・入居者は、原則要支援1以上

・費用がかかる

・医療的なケアに対応

 

胃ろう、バルン留置、ストマなどの医療度が高い方も看取り(ターミナル)も行っているところが多く約2週間ほどで入所できます。

 

有料老人ホームは、施設によって受け入れ条件も異なってきますので確認しましょう。

 

グループホーム

 

グループホームは、比較的入所しやすい施設です。

 

グループホームの特徴として

・入居者は、要支援2以上の認知症。

・介護保険の住所地であること。

・費用がかかる

 

ユニットと言われる少人数で、家事など分担しながら共同生活を行います。

 

グループホームも空きさえあれば、約2週間で入所できる施設です。

 

 

施設入所のタイミングを逃したら

施設入所のタイミングを逃したら

 

もし、施設入所のタイミングを逃したら3つ選択肢になります。

 

施設入所が決まるまで在宅で介護する

施設が見つかるまでロングショートステイを利用する

病院にレスパイト入院を相談する

 

一つずつ説明します

 

施設入所が決まるまで在宅で介護する

 

施設の入所が決まるまで在宅で介護します

 

在宅介護で利用できるサービスをケアマネと相談しながら決めていきます

 

例えば

・日帰りのデイサービスを利用

・ヘルパーの利用

・数日間、お泊りのサービスを利用する

 

利用者の介護度にもよりますが、介護保険サービスを組み合わせることで介護負担がかなり軽減できます。

 

介護サービスを利用しながら、施設の入所を探すことになりますね。

 

施設が見つかるまでロングショートステイを利用する

 

施設が見つかるまで、泊りのサービスを長期間利用します

 

全く施設が見つからず、自宅での介護が難しい場合にロングショートステイと言う方法があります。

 

ぶっちゃけ大阪市は、ロングショートステイに寛大です。

しかし

ロングショートステイの利用を良しとしない自治体もありますので、ケアマネに相談しましょう。

 

ロングショートステイを利用しながら、施設の入所を探すことになります。

ロングショートステイとは?費用と注意点を【ケアマネが解説】

 

病院にレスパイト入院を相談する

 

自宅での介護が困難で施設入所もできない場合、病院にレスパイト入院を相談しましょう。

 

レスパイト入院は、在宅での介護負担を軽減するために一時的に利用者を入院と言う形で支援する制度です。

 

レスパイト入院を利用できる期間は、約2週間が目安です。

 

その間に施設を探しましょう。

 

レスパイト入院を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

レスパイト入院とは!【現役ケアマネ】が手続き・費用・事例を解説します

 

 

介護施設を探すには、ソーシャルワーカー、ケアマネ、包括支援センターに聞くのが確実です

 

今回は、以上になります。

 

なかなか時間が取れない方は、こちらのサイトで施設入所の条件や空き状況・費用などが簡単に検索できます。

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