


この記事では
退院後、すぐに介護が大変になり入院させてもらった事例
を書いていきます。
ケアマネさんの何かの役に立てば幸いです
目次(クリックするとその項目に飛びます)
認知症 入院できるの?
退院後、家族が手に負えない!事例

Aさんの状態
・今年、5月に脳梗塞で入院する
・右に軽度上下肢麻痺あり
・言語障害あり
・80代女性 要介護3
・独居 夫こどもなし
・キーパーソン 姪(他市)
・歩行 自立 入院中は転倒無しだが、たまにふらつきあり
・起き上がり・排泄・食事・更衣 自立
・服薬 促し 朝・夕
・入浴 背中、足先、頭を介助 他は自立
・スキントラブルなし
・医療的な処置なし
・周辺行為(迷惑行為)は、特になし
・帰宅要求あり
・夜間も良く寝ている


金銭面を確認すると有料老人ホームでも可能でしたし、リハビリの継続も必要と病院側からもありましたので、在宅が困難だとなれば介護老人保健施設の入居を考えましょう!
施設に入る判断をするまで、姪の介護負担やリハビリを考え、デイサービスやデイケアなどを提案しました。
本人がすぐにでも帰りたいと訴え姪が「明日、退院させたい」といわれ、病院側も承諾され明日に退院が決定しました。

退院当日
退院し自宅にて
退院して昼からデイサービスの相談員と私とでAさんの自宅へ、約束の時間に行きましたがいないのです。(;^ω^)
電話すると15分ほどで行きますとのこと。待っていると、姪とAさんが汗まみれで歩いて帰ってきました。


姪には、本人がデイサービスに来ても激しい帰宅要求などがあれば送り返すかもしれないことの了解を得ました。
*少々の帰宅要求なら対応可能ですが、指示が入らずに頑なに行動されると対応が困難だと感じました。
デイサービスの相談員や私が話しかけても、疲れているのかそっぽを向いていました。(;・∀・)
デイサービス体験当日
朝に姪から電話があり、
夕方、目を離しているすきに外に出て探し回っていたら警察に保護されていて連れて帰った。
夜中に何度も外に出ようとして、聞かない!朝の薬も拒否が強く飲ませることができなかった。「毒が入っている殺す気か!」と怒鳴り散らす!とても手に負えません。



姪とお話しし今の状態では、ショートステイやデイサービスの利用も断られるでしょうし、本人の拒否が強くて利用できない。
精神科の病院へ受診し入院をお願いするしかないと伝えました。
精神科の病院のソーシャルワーカーさんに事情を話し、情報を送り明日受診することになりました。

精神科の受診の日
精神科の病院受診



退院してからの様子を姪が説明し、入院をお願いしました。
主治医の先生からは、治療が必要ですね「入院しましょう」と言ってくださり、その日に入院ができました。
学んだこと

・病院で落ち着いていても、帰ってからこのような状態がおこる可能性がある
・手が付けられない状態であれば、すぐに精神科の受診をする
・事前に精神科の病院へ情報を送っているほうが、話がスムーズにいく
