

この記事では
介護老人保健施設とは
介護老人保健施設の入居条件
介護老人保健施設の費用
介護老人保健施設のサービス内容
介護老人保健施設と特別養護老人ホームとの違い
介護老人保健施設 メリットデメリット
を書いていきます。
この記事を読めば「介護老人保健施設について」分かります
目次(クリックするとその項目に飛びます)
介護老人保健施設とは
介護老人保健施設ってどんな施設なの?
介護老人保健施設とは
社会福祉法人や医療法人などが運営する公的な施設です。
「在宅復帰」を目的にした施設で、利用者はリハビリや医療的なケア、生活で必要な支援を受けることができる施設です。
在宅復帰を目指しているので、一定期間の3か月で「在宅に帰れるのか?」を評価し、在宅復帰が可能と判断されれば、退居しなくてはいけません


介護老人保健施設 入居条件は?
入居要件は?
入居要件
原則として要介護認定を受けた65歳以上で要介護1~5の方が対象です
病状が安定していて「入院治療の必要のない方」「感染症にかかっていない方」が条件になっている施設が多いです
介護認定を受けていない方は、こちらでまとめています
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介護保険 申請の条件・流れ・タイミングを【ケアマネ】が解説します!
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介護老人保健施設に入居するまでに「診断書」などが必要なので、約2週間ほどかかります
介護老人保健施設 費用
介護老人保健施設 費用はいくらするの?



介護保険を利用した際の自己負担割合は、本人の所得の金額などに応じて1割、2割、3割と違ってきます。
*上の入居費用の表では、介護保険負担割合は1割の料金設定になっています。


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介護老人保健施設 費用はいくらするの?ケアマネが解説します!
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介護老人保健施設 サービス内容
介護老人保健施設のサービス内容は?
サービス内容
・入浴介助・着脱介助・食事介助
・服薬介助・口腔ケア・排泄介助
・移動時の見守り・リハビリ
・レクレーションなど
*リハビリでは、1回20~30分を週2回以上受けることができます
*看護師も他の施設に比べると手厚いため「医療的なケア」を受けることができます
介護老人保健施設のサービス内容は、こちらでまとめています
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介護老人保健施設 役割とサービス内容を【ケアマネが解説】します
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介護老人保健施設と特別養護老人ホームとの違い
介護老人保健施設と特別養護老人ホームとの違いとは?


老健 | 特養 | |
役割 | 要介護者が「在宅復帰」を目指す | 要介護者が生活支援を受けて生活する施設 |
入居条件 | 要介護1~要介護5 | 要介護3~要介護5*特例で要介護1~2も可 |
サービス内容 | ・在宅復帰に向けてのリハビリ
・生活をする上での身体介護 ・ほぼ夜間看護師の配置している |
・生活をする上での身体介護
・ほぼ夜間看護師の配置が無い |
入居期間 | 原則3か月で評価する | 終身利用に対応 |
行事 | 少ない | 多い |
入居難易度 | 比較的入居しやすい | 入居困難 |
老健と特養の違いは、こちらでまとめています
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特養と老健の違い 【現役ケアマネ】が解説します!
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介護老人保健施設 メリット・デメリット
介護老人保健施設 メリット
メリット
・有料老人ホームなどと違って、入居金など初期費用を支払わなくてよい。
・医療ケアの方も受け入れてくれる
・医師が常駐しており、夜勤帯でも看護師を配置しているところが多いので、医療処置が必要な方も比較的受け入れてくれる。
・特別養護老人ホームでは、要介護3以上で申し込み可能だが、何か月も何年も待たないといけない。介護老人保健施設なら要介護1以上で申し込みができ、入居しやすい。
・「在宅復帰を目的」としており、他の施設に比べてリハビリが充実している。
介護老人福祉施設 デメリット
デメリット
・内服薬が制限されることがある。
・「在宅復帰が可能」と判断されれば退居しなくてはいけない

老健のメリット・デメリットはこちらでまとめています
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老健(介護老人保健施設)のメリット・デメリット【現役ケアマネが解説】
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この記事のまとめ
介護老人保健施設とは
介護老人保健施設の入居条件
介護老人保健施設の費用
介護老人保健施設のサービス内容
介護老人保健施設と特別養護老人ホームとの違い
介護老人保健施設 メリットデメリット

介護老人保健施設など施設入居に迷われている方は、こちらでまとめています
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