ケアマネ事例

介護認定審査会 審査委員をまたさせていただきました 審査会資料を見て

 

会議

30代の時に施設の相談員をしていた時に介護認定審査会をさせていただきました。その施設を退職して居宅のケアマネを7年しています。また、介護認定審査会の委員に推薦していただきました。 久しぶりに審査会資料を見て感じたことを書いていきたいと思います。たまに、真面目になる「しもやん」です。

 

審査会の委員をするのは、約10年ぶりぐらいです。

 

居宅のケアマネをしていて、訪問調査員さんによる認定調査にも立ち会うことも月に2~4回はあるので、だいたいはわかっています。

 

でも、審査会の資料を見て約10年前、施設相談員だったころの自分が感じたことと、現在、居宅のケアマネとして資料を見て感じたことの違いを整理したいと思います。介護認定審査会 審査委員、

 

この記事では

 

介護認定審査会 審査資料を見て

・介護認定審査会とは

・審査会資料を見て10年前の自分と今の自分との違い

を書いています。

 

 

介護認定審査会 審査会資料を見て

介護認定審査会とは?

 

まず、「介護認定審査会の役割がどの位置なのか?」を説明するために、介護の申請をしてから介護の結果が出るまでの流れを説明していきます。

 

介護の結果が出るまでの流れ

①申請をする。 介護保険を受けるには申請をする必要があります。包括支援センターや居宅支援事業所などで申請の代行をしていただけます。もちろん申請は無料です。おすすめは、居宅支援事業所に依頼するほうがいいと思います。

 

②認定調査…申請をして数週間すれば、認定調査員が本人の居る自宅、入院中なら病院へ出向きます。*調査の際に家族やケアマネが付き添うこともできます。

(1)身体機能・起居動作
(2)生活機能
(3)認知機能
(4)精神・行動障害
(5)社会生活の適応
などを聞きます。「立てますか?ご飯は、どのようにして食べてますか?」など現在のご本人の状態を聞かれます。
だいたい30分~50分ぐらで終わることが多いです。

*普段の生活状況を確認するので、できていないのに「できています」とは言わないようにしましょう!たまに、見栄を張って言う方がおられます。そうすると、介護が軽くなるので注意してくださいね。

 

③申請した用紙に主治医の欄があり、主治医に主治医意見書が送られます。

主治医が、主治医意見書を作成します。
(本人・家族の手続きはいりません。受診の時にでも、介護の申請をしていることを伝えればDRはわかると思います)

介護認定審査会で介護の決定が行われます…保険・医療・福祉の専門家が②の調査項目と③の主治医の意見書を基に介護の審査・判定をします。

⑤認定結果のお知らせ…本人の住所に介護保険証が届きます。

*令和2年2月現在。大阪市では申請して訪問調査までが約3週間~4週間、認定結果は約7週間から8週間と約2か月以内では出ています。
これが、介護保険の申請から結果までの大きな流れになっています。

 

介護認定審査会

介護認定審査会の役割

先ほどの「介護の結果が出るまでの流れ」であった②の認定調査と③主治医の意見書を基に要介護を決定する場です。
審査判定は、大きく3つあります。

1 一次判定の修正・確認。調査員の選択の妥当性の確認。(調査員さんが調査した内容をコンピューターで計算し一次判定する)

2 介護の手間にかかる審査・判定。ここでは、一次判定を基に最終的な要介護度を決定する。

3 介護認定審査会として付する意見…認定有効期間と療養に関する意見を検討

 

介護認定審査会とは

介護保険認定審査会とは、市町村の付属機関として設置され、要介護者等の保険・医療・福祉に関する学識経験者によって構成される合議体です。複数の市町村が共同で設置することも可能です。

委員は市町村が任命する非常勤の特別職の地方公務員であり、任期は2年で再任も可能です。委員には守秘義務が課せられます。

委員ですが、だいたいは1つの事業所・医院、薬局など1人が多いですね。今回、私の事業所は委員が2人ですがこのようなケースは稀だと思います。

介護認定審査会委員の構成や議決方法は、以下のようになっています。

1 委員の互選により長をおく。
2 委員の定数は5人を標準として、市町村が条例で定める数とする。
3 委員の過半数が出席しなければ、審議の開催や議決はできない。
4 議事は出席した委員の過半数をもって決し、可否同数の場合は長が決する

*ちなみに私の区では、合議体は6です。(介護を決めるグループが6個あるということです)
*議長はDRが多いですね。

審査会資料を見て10年前の自分と今の自分との違い

 

<10年前の施設相談員だったころの自分>

10年前は、施設相談員でした、そのころは施設のケアマネが入居者の訪問調査を行っていました。ケアマネも兼務していたので、私も調査をしていました。

 

審査会委員には、約35名ほどの訪問調査員さんが記入した訪問調査票とそれをもとにコンピューターで計算し1次判定した資料と主治医の意見書が送られてきます。

 

かなり分厚いですよ(;^ω^)

 

審査会で介護度は決定されるので、その方の「人生が左右される」という思いは今も昔も持ちながら資料を見ていました。

 

10年前は、資料を見てもイメージは薄かったと思います。なぜ、薄いと感じたのか?審査会資料の大半は、在宅の方が多かったからです。

 

もちろん、ショートステイの担当もしていましたし、デイサービスでも働いていました。

 

でも、在宅のケアマネが見るもっとコアな部分は、デイサービスやショートステイの担当では見えてこないところがあったなあと感じました。

 

コアな部分って 例えば、家族関係だったり、金銭のことだったり、本人のネガティブな面だったり、表面上ではわかりにくい部分ですね。

 

審査会の資料が施設入居者なら、すごくイメージができていました。施設職員さんの大変さだったり、ご本人の辛い状態だったり。

 

<居宅ケアマネをしている現在の自分>

審査会委員の資料は10年前と変わらず約35名分でした。少し、違っているのはそのうち約8名が区分変更です。(昔に比べると多くなっています)

 

区分変更とは、現在の介護度と現在の状態がマッチしていない状態であるので、介護度を見直して下さいということです。

 

5人に1人は区分変更です。

 

区分変更の方は、病気や転倒で入院して状態が悪くなっている方でした。

 

高齢者が増えたこともあり、寒暖差があったからかもしれません。

 

資料を見ると10年前とは違って在宅の方でも施設の方でも、すごくイメージができるようになりました。もちろん、妄想ですが家の雰囲気や生活状態や家族さんがすごく支援してくれている様子

 

ヘルパーさんのご苦労や、一人暮らしの寂しさや、認知症になって徘徊したり、介護拒否があったり、本人も家族も辛い思いがあるだろうな など

 

細かくイメージができるようになりました。

 

でも、審査なので客観的に本人の状態にマッチした介護度を決定しないといけないことは今も変わりないです。

 

審査会資料を見てたくさんの人生の一部分ですが「触れられた」ことに、この審査会の仕事の重みが以前よりひしひしと感じることができました。

 

今回、資料を見てたくさんイメージでき、更に審査会の重みを感じたことに気づきましたというお話です。

 

 

 

 

 




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