

この記事では
介護保険証の更新の手続き
更新はどれくらいかかるの?有効期限が切れた場合
を書いていきます。
この記事読めば「介護保険の更新」について分かります
目次(クリックするとその項目に飛びます)
介護保険証の更新の手続き

○介護保険証の有効期限
介護認定を受けて、介護保険証をお持ちの方は見てもらいたいのですが、認定の有効期限が書かれています。
有効期限は、
新規の方は、6か月
更新の方は、6か月から36か月です。
ポイント
現在、介護保険を利用されている方は、更新手続きが必要です
介護保険を利用していなくて、今後も利用する予定がない方は更新しなくても良いですよ
*ただし、介護保険の利用を考えていなくても、いざという時のために認定を受けておきたいなら更新手続きをしましょう。

○介護保険証 要介護認定・要介護認定の流れ
①介護保険証 更新申請
介護認定有効期限の約2か月前に、介護保険の更新申請の書類が介護保険証の住所に届きます。
更新に必要な書類は
・介護保険更新の申請書…必要事項に記載します。
・介護保険証
・医療保険被保険者証(2号保険者40歳から64歳の方)
・本人確認できるもの
*代理人だと委任状などが必要になります
*更新申請は、居宅支援事業所、包括支援センターに依頼すれば代行してくれます
*ケアマネがいれば、ケアマネに任せましょう!


②認定調査
認定調査員がご本人が居る自宅、入院中なら病院などに出向きます
調査員が聞く内容
(1)身体機能・起居動作
(2)生活機能
(3)認知機能
(4)精神・行動障害
(5)社会生活への適応などを聞きます。
だいたい30分~50分ぐらいで終わることが多いです



③申請した際に、記入した主治医にご本人の意見書を依頼しています。
主治医に、介護認定で必要な主治医の意見書を送っています。
(本人、家族の手続きはいりません)
④介護認定審査会
保険・医療・福祉の専門家が②の調査項目と③の主治医の意見書を基に介護度の審査・判定します。
⑤認定結果の通知
介護保険証が届きます
介護保険 更新 申請してどれくらいかかるの?
「介護保険の更新申請してから30日は、かかります」と書いているのがほとんどですが
実際は、もっとかかります。


30日以内で認定がでている市町村は、まれのようですね。
ひどいときは、60日前の更新申請をしているのに、60日が超えてから認定がきました(有効期限が切れてから来ました)
更新申請は、60日前から受け付けています
例:有効期限が8月31日に切れるなら
7月1日から更新申請できます

有効期限が切れた場合
有効期限が過ぎれば、介護保険のサービスを利用することができなくなってしまいます。
もちろん、介護保険の申請をすればいいのですが、認定結果が出るまで介護保険サービスは利用できません。
いままで利用していたケアプランは利用できなくなり、暫定的なケアプランで対応することになります。
暫定プランを作成する場合、介護認定結果が予想より
「軽く出た場合」…介護度ごとに保険料が決まっていますが、その保険料を超えれば自費になります。
最悪なケースでは「非該当(認定が出ない)」なら、その間に利用したサービスは全額自費になります
そのため暫定のケアプランでは、必要最小限のサービスで利用しておかなければなりません。


まとめ
この記事のまとめ
介護保険証の更新の手続き
・更新の手続きは60日前からできる
・ケアマネがいれば、任せる
更新はどれくらいかかるの?有効期限が切れた場合
・結果は、1~2か月以内
・有効期限が切れても、申請はできる

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