訪問リハ・訪問看護 介護サービス

介護保険 訪問リハビリ【ケアマネが徹底解説】対象者・利用の流れ・料金

 

親の介護をしています。歩けないので外出が困難です。介護保険で訪問リハビリを利用するには、どうすればいいのですか?利用料金はいくらぐらいですか?」

 

そのよう疑問にお答えします

 

この記事では

介護保険 訪問リハビリとは

介護保険 訪問リハビリの対象者

介護保険訪問リハビリ利用までの手順

介護保険 訪問リハビリの料金・時間・回数

介護保険 訪問リハビリと通所リハビリの併用

 

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、現役の在宅ケアマネを行っています

現在も担当の利用者数名が訪問リハビリを利用しています

 

 

入院中にリハビリをしていても、退院後にリハビリをしないと高齢者は、特に足の筋力が落ちてきます。

 

自宅でリハビリを受けたいという高齢者は、コロナの影響で増えています。

 

今回は、介護保険で訪問リハビリを利用するのは、どうすればいいのか?利用の手順や料金を詳しく解説しますので、最後まで読んでみてください。

 

 

介護保険 訪問リハビリとは

 

介護保険 訪問リハビリとは

 

訪問リハビリとは

 

訪問リハビリの説明をしますね。

 

訪問リハビリとは

訪問リハビリとは、主治医が必要と判断した要支援・要介護者の自宅に理学療法士、作業療法士などのリハビリ専門職が訪問しリハビリテーションをおこないます。

 

身体機能の維持や向上、自立した日常生活を目指したリハビリを提供しています。

主治医が必要と判断しないと本人が利用したくても利用ができません。

 

介護保険 訪問リハビリの対象者

介護保険 訪問リハビリの対象者・条件は

 

介護保険の訪問リハビリ対象者

 

介護保険の訪問リハビリの対象者は、要介護認定を受けている必要があります。

 

介護保険の訪問リハビリを受けられる人は、

・要支援1・2の方

・要介護1~5の方

・主治医から「訪問リハビリが必要である」と認められた方

*40~64歳でも介護認定を受けていれば、利用できます。

 

介護保険を受けられている方は、医療保険ではなく介護保険が優先になります。

 

介護認定を受けたい方は、こちらの記事で詳しく解説していますのでご覧ください

介護保険 申請の条件・流れ・タイミングを【ケアマネ】が解説します!

 

訪問リハビリを受ける人ってどのような状態なの?

 

訪問リハビリを利用する方は、どのような人が多いのか?紹介していきます。

 

基本的には、何かしらの事情で外出できずにリハビリを受けたい方です。

 

例えば

・居室が2階などで外出が困難である

・ほぼ寝たきりの状態で外に出れない

 

それともう一つは

 

退院後、自宅の環境に合わせた動作を訓練する場合にも利用します

 

例えば

・退院後、自宅にベッド・手すりを初めて導入し安全に日常生活を送りたい

・退院後、自宅で安全に入浴がしたい

・退院後、自宅の階段を安全に昇降したい

 

 

訪問リハビリを受けているケース(実例)

 

訪問リハビリを利用している人の実例です。

 

・脳梗塞で入院され、手足が不自由になられた方

・寝たきりになられた方

・入院中に筋力が落ちてしまった方

・コロナが怖くて、デイサービスなどに行きたくない方

 

コロナが流行している間、訪問リハビリの需要が高まった事業所もあります。

 

 

介護保険 訪問リハビリ利用までの手順は?

介護保険 訪問リハビリ利用までの手順は?

 

介護保険で訪問リハビリを利用するまでの手順を説明します。

手順は、5つです。

ケアマネに相談

主治医に指示書を書いてもらう

サービス担当者会議

ケアプランの作成

訪問リハビリの事業所と契約

 

1つずつ説明します

 

手順①ケアマネに相談

 

まずは、ケアマネに相談しましょう。

 

理由は、ケアマネは訪問リハビリの手続きや料金、リハビリ事業所を把握しているからです。

 

現在、入院中の方でケアマネがついていない場合は、病院にソーシャルワーカーさんに相談しましょう!

病院のソーシャルワーカーなら、地域のケアマネを知っているので紹介してくれますよ。

 

もし、入院中の病院にソーシャルワーカーさんがいなければ、「地域包括支援センター」か近隣の「居宅介護支援事業所」に相談しましょう!

こちらで、最寄りの「地域包括支援センター」「居宅介護支援事業所」を探せますよ

介護 情報公開システム

 

手順②主治医にリハビリをしたい旨を伝え、指示書を書いてもらう!

 

本人か家族が主治医に訪問リハビリをしたい旨を伝えましょう!

ケアマネが主治医に利用したい旨を伝えることもあります。

 

理由は、訪問リハビリは主治医の指示がないと利用できません。

 

まずは、主治医に訪問リハビリを利用する了解を得ることです。

 

*主治医への指示書については、リハビリの事業所が主治医とやり取りをしてくれます。

 

手順③サービス担当者会議

 

本人、家族、ケアマネ、リハビリ事業所、主治医との話し合いをおこないます。

 

サービス担当者会議

ケアマネが主催する会議で、介護保険サービスの内容や頻度を専門家・本人・家族と検討する会議です。

 

例えば

・訪問リハビリを週2回(月・水14時~14:40まで)

・内容は、自宅内生活動作を中心

・目標は、自宅で入浴できる

などを専門家・本人・家族で決めていきます。

 

 

手順④ケアプランの作成

 

ケアマネがケアプランを作成します

ケアプラン

介護保険サービスを適切に利用し、目的を定めた計画書です。

 

ケアマネが作成し、本人、家族に説明・同意・交付します。

 

手順⑤訪問リハビリの事業所と契約する

 

訪問リハビリをしてくれる事業所と契約をします。

 

どこの訪問リハビリを利用するばいいのか?迷う方は、ケアマネに探してもらいましょう。

 

 

介護保険 訪問リハビリの料金・時間・回数

介護保険 訪問リハビリの料金・時間

 

介護保険の訪問リハビリ料金・時間

 

介護保険の訪問リハビリの料金と時間を説明します。

 

訪問リハビリの1回あたり40分で約650円(1割負担)。

 

・訪問リハビリは、1回40分が多いです

・1回40分で約650円(様々な加算は、含んでいませんのでケアマネに確認)

 

 

介護保険の訪問リハビリの回数は?

 

介護保険で訪問リハビリの回数制限があります。

 

細かく言うと1週間で制限回数以上の訪問リハビリを利用すると減算になります。

つまり、訪問リハビリ事業所の収益が落ちます。

 

その制限回数とは

・1回40分の訪問リハビリなら週3回

 

それ以上使うと、減算です。

 

訪問リハビリの効果的な回数は?

 

訪問リハビリの効果的な回数は?

 

これは、利用者の状態や持っている疾患などで、一概には言えませんが週2~3回が筋力の維持・向上には良いと言われています。

 

毎日、何かリハビリをしたい方は、リハビリの先生に自宅でできるリハビリメニューを作ってもらうことをお勧めします。

 

リハビリの先生や入院中のリハビリの先生にお願いすると作成してくれます

 

 

介護保険の訪問リハビリと通所リハビリの併用はできるの?

介護保険の訪問リハビリと通所リハビリの併用はできるの?

 

 

訪問リハビリと通所リハビリの併用

 

介護保険の訪問リハビリと通所リハビリは、併用利用できるのか?

 

結論、できます。

 

通所リハビリを知らな方へ簡単に説明します

通所リハビリ

通所リハビリとは、老健や医療機関で行っている通いでリハビリを受けられるサービスです。

 

訪問リハビリと通所リハビリが併用できる理由

厚生労働省 老企第36号参照

厚生労働省 老企第36号

 

「通院が困難な利用者について」

参考

訪問リハビリテーション費は「通院が困難な利用者」に対して給付することとされているが、通院によるリハビリテーションでは、家屋内におけるADLの自立が困難である場合の家屋状況の確認を含めた訪問リハビリテーションの提供など、ケアマネジメントの結果、必要と判断された場合は訪問リハビリ費を算定できるものである。

 

自宅でのリハビリと通所で行うリハビリ内容が違うため、きっちりケアプランに落とし込みができれば、利用可能です。

 

 

訪問リハビリと通所リハビリ併用の事例

 

訪問リハビリと通所リハビリを併用した事例を紹介します

 

事例:Aさん

・80代 要介護3

・脳梗塞で入院し、退院した

・左上下肢麻痺があり、歩行は伝い歩き

・ベッドを初めて導入

・トイレまでの導線に手すりを設置

 

本人の意向:転倒せずに自分でトイレに行きたい

家族の意向:家でできることはしてほしい。自宅での入浴は、環境的に難しい。

主治医:筋力の低下予防のためリハビリは必要

訪問リハビリ:退院後、自宅内で生活動作(歩行の仕方、手すりの位置調整、ベッドの高さ調整など)のリハビリと環境設定のアドバイスを行う。

通所リハビリ:入浴の介助および下肢筋力の強化(平行棒での歩行訓練、昇降の練習)などを行う。

 

このように、家屋状況の確認を含めた訪問リハビリの利用であれば、通所リハビリと併用できます。

 

まとめ:訪問リハビリを利用しよう

 

まとめ:訪問リハビリを利用しよう

 

介護保険で訪問リハビリを利用できるなら、ぜひ利用しましょう!

 

訪問リハビリの先生たちは、ただリハビリをしているわけではありません。

 

訪問リハビリを利用することで多大な利用者へのメリットがあります。

 

例えば

・精神的なフォローをしてくれる

・訪問リハビリを利用すると、どう利用者が変わっていくのか事例を教えてくれる

・リハビリをすることで自己肯定感が生まれる

・病状、リハビリに対して悩みを相談できる

・利用者は、適度な緊張を持つことができる

 

人は、評価されたい、ほめられたい、必要とされたいという欲求があります。

 

訪問リハビリの先生は、リハビリをしながら「それらを満たしてくれます」

 

今回は、以上になります。

 

 

 

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