
介護ベッドはレンタルがいいのか?購入がいいのか?悩みますよね!
結論から言うと「介護ベッドはレンタルがおすすめです」
この記事では
介護ベッド レンタルがおすすめの理由3つ
介護ベッドをレンタルするデメリット
を書いていきます。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は、在宅ケアマネ歴9年目です。
今までに何十人もの方に介護のベッドレンタルに関わってきました。
先に結論から書いていくと
①費用が安い
②設置費用・撤去費用がかからない
③故障など無料で取り換えられる
の上記の3つがレンタルがおすすめの理由です。
もう少し、詳しく書いていきますので読み進めてみてください。
目次(クリックするとその項目に飛びます)
介護ベッド レンタルがおすすめの理由3つ
①費用が安い
介護保険負担割合1割の方だと、介護保険を利用した介護ベッドのレンタル費用は、1か月約600円~1300円です。
介護保険の利用者負担は、本人の所得状況で異なります。(厚生労働省 介護保険負担割合判定基準)
もし、介護ベッドを購入すればこうなります。
参考
中古で2モーター(高さ調整・頭側が上がる)で約8~10万円
中古で3モーター(高さ調整・頭側が上がる、足側があがる)8~15万円です。
新品で2モーターで約13~17万円
新品で3モーターで約15~25万円
介護保険でレンタルを利用すると月約1500円(1割負担)ですから、かなり安いですよね。
そして、介護保険でレンタルを利用の方は、入院中は請求されません。
ポイント
入院中は、医療保険を利用しているため、レンタル費用の請求(半月単)はされません。
*ただし、自費ベッドの方は、入院中も費用はかかります。
入院してもレンタル代金がかからないし、かなりお得ですよね。
②設置費用、撤去費用がかからない
介護保険のレンタルだと「設置費用、撤去費用がかかりません」
購入だと業者によっては、運搬・設置費用がかかる場合があります。
業者によって料金は、異なりますが
*自宅での組み立て、部屋までの運送は別料金1~2.5万円です。6か月保証。
また、介護ベッドがいらなくなれば自分で撤去の手続きをしなくいてはいけませんが、レンタルだと電話1本で回収してくれて無料です。
③故障など無料で取り換えられる
レンタルなので万一、故障しても取り換えができます。
*ベッドマットの固さなど、自分にあわなければ交換ができる。
ベッドを購入した場合は、購入先に電話連絡し「保証期間」が切れていれば有料になります。
では、介護ベッドをレンタルするデメリットはないか?見ていきましょう!
介護ベッド レンタルするデメリット
レンタルのデメリット
①要支援・要介護の認定が必要である
②貸し出しまで時間がかかる
③介護ベッドが新品ではない
①要支援・要介護の認定が必要である
要支援・要介護認定を受けるために
・認定の申請を出し
・認定調査を受けて
・認定結果が出るまで
1か月から2か月かかります。
介護保険で介護ベッドをレンタルを利用するには、介護認定を受けて基本要介護2以上が必要です。
②貸し出しまで時間がかかる
ケアマネを介して利用するので、貸し出しまでに時間がかかる
(これは、相談するタイミングによりますが数日かかると思われます。)
理由は、ケアマネがサービス担当者会議やケアプランの作成などが必要なためです。
③介護ベッドが新品ではない
レンタル用品は、ほとんどが中古品です。
*業者さんが消毒などはきっちり行っていますので衛生面では、安心です。
まとめ:介護保険 介護ベッドはレンタルが良い
介護ベッドはレンタルが良い
レンタルが良い理由
・レンタルだと万一故障しても取り換えてくれます
・設置や撤去、取り換えも無料です
・レンタル品は、きちんと使用前には消毒もしています。
・介護ベッドをレンタルして、やっぱり気に入らなくなり返却したい場合は、使用した期間のレンタル料金だけで返却ができます

約80か月以上利用すれば、介護ベッドの購入の方がお得になりますが…

仕事と介護の両立について P78/厚生労働省では、平均在宅介護期間は34か月になっています。
購入してしまうと返却できませんし、数年後に故障しても取り換えはきかないですもんね。

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