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特別養護老人ホーム 入居条件 を解説!こうして入居は決まっていた!

 

特別養護老人ホームの入居ってどのように決めてるの?

 

特養の入居は、施設内の選考委員会で決めていますよ!

 

居宅のケアマネの「しもやん」です。以前は、特別養護老人ホーム の相談員だったので、施設の入居を決める委員会にも所属していました。今回は、特別養護老人ホームの入居条件と入居が決まるまでの流れを解説していきます。

 

 

そして、よく利用者のご家族から「特別養護老人ホームに入りやすい方法はあるの?」と聞かれるのでこの、疑問にもお答えします。

 

 

この記事では

・特別養護老人ホーム 入居条件

・特養の入居が決まる 流れ

・特別養護老人ホームに入りやすい方法(私見です)

 

特別養護老人ホーム 入居条件 を元施設相談員が徹底解説!

 

施設

特別養護老人ホーム 入居条件

特別養護老人ホーム入居するには3つ条件がありますよ

 

1 要介護度が3以上で、感染症など医療的な処置を必要としないこと。

 

2 特定疾病が認められた要介護度3以上で40歳から64歳までの方

40歳から64歳までの特定疾病

老化が原因とされる16種類の病気
・がん・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症・後縦靭帯骨化症・骨折を伴う骨粗鬆症・初老期における認知症・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
・脊髄小脳変性症・脊柱管狭窄症・早老症・多系統萎縮症・糖尿病神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症・脳血管疾患・閉塞性動脈硬化症・慢性閉塞性肺疾患・
・両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

3 特例による入居が求められた要介護度1~2の方。

 

要介護1~2の特例要件

・認知症で、日常生活に支障をきたすような症状などが頻繁にみられる。

・知的障害・精神障害などを伴い、日常生活に支障をきたすような症状が頻繁に見られる。

・深刻な虐待が疑われること等により、心身の安全・安心の確保が困難な状態である。

・単身世帯等家族の支援が期待できず、地域での介護サービスの供給が不十分である。

 

特別養護老人ホームは、生活保護を受給している方でも入居は可能です。

医療費についても医療扶助が適用されるので自己負担なくサービスを受けることができます。

 

介護の申請をされていない方は、こちらでまとめています

介護保険 申請 するタイミングはいつがいいの?どこですればいいの?

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特養の入居が決まる 流れ 

入居の申し込み

1)申し込み方法

入居申し込みは、指定介護福祉施設(特別養護老人ホーム)入居申込書兼台帳及び原則として居宅支援事業者、施設等のケアマネジャー等(以下「ケアマネジャー等」という。)の意見を付した入居選考調査票にり、本人または家族などから施設に対して行うこととする。

その際ケアマネジャー等は、申し込みに対して必要な援助を行うものとする。

ケアマネにいらいするのがいいですね

 

2)添付資料

施設への申し込みに当たっては、介護保険被保険者証(写)、要介護認定調査票の基本調査(写)、直近3か月分のサービス利用表(写)、サービス利用別表(写)を添付した上で行うものとする。

 

3)受付簿の管理

施設が申込書を受理した場合は、受付簿にその内容を記載して管理するものとする。また、辞退や除外等の事由が生じた場合は、その内容を記録するものとする。

 

入居選考委員会

 

1)施設は入居の選考にかかる事務を行うため合議制の委員会を設置するものとする。

*施設入居を決める委員会があるということです。

 

2)入居選考委員会は、施設長、生活相談員、介護職、看護職、介護支援専門員等で構成する。

 

3)入居選考委員会は、施設長が招集し、毎月1回程度開催するものとする。

 

4)入居選考委員会は、入居選考名簿を調整するとともに、これに基づき入居順位の決定を行う。

 

5)施設は、入居選考委員会を開催した時は、その協議の内容を記録し、これを2年間保存するものとする。

 

6)施設は、市や県から求めがあったときは、上記の記録を提出するものとする。

施設入居は、ここで話し合われ決定されます。

 

選考名簿の調整

 

 

1)調整方法

選考者名簿は、入居申し込みに対して、別表に定める基本的評価基準による評価個別的評価事項を総合的に勘案し、上位の者から登載する。

 

【基本的評価基準】

①介護度…重たくなるほどに点数が高くなる

②世帯状況…一人暮らしの方が高い

③在宅サービスの利用率…介護サービスを多く使っているほうが高い

④地域性による評価

【個別的評価事項】

施設は、基本的評価基準項目以外で、性別、ベッドの特性、施設の専門性、遠隔地の利用者を親族の居住地附近の施設に入所させる場合の配慮、家族の介護量や経済的事由により在宅サービスの利用度が低位なものに対する配慮、その他特別に配慮しなければならない個別の事情などの、個別的に評価する事項について独自に評価方法を設定し、評価するものとする。

 

もちろん、点数の高い人から話し合われますよ

 

 

選考委員会での感想

 

・【基本的評価基準】を参考にして入居になった方が多かったと思います。

 

理由としては、選考のリストの点数が高い人が1番上に書かれているから。

 

点数が高い=介護度も重く、在宅でのサービスも使っており、在宅での介護が大変であると考えていたからです。

 

ポイント

・委員会では、次の入居者を決めるわけですが、あまりにも手がかかる方などは、「本当に入居して職員の仕事がまわるのか」も考えます。

・空いているフロアの特性や男性か女性かも考慮されます。

 

 

特別養護老人ホームに入りやすい方法(私見です)

 

入居選考委員会では、入居の優先順位が最も参考にされる【基本的評価基準】があります。

 

介護度が重いほうが点数も高いし、在宅で介護サービスを利用したほうが点数も高くなります。

 

それだけ、介護量が多いと判断されるんですね!

 

例えば、次の施設入居を一人だけ決める時に点数が同じだった場合

Aさんが【基本的評価基準】が85点でした。

そして、Bさんも【基本的評価基準】が85点でした。

 

そうすると、次は特記事項を見ていきます。

 

 

そこで、どちらの方が在宅が困難で家族さんが大変か?を考えて、より大変な方の入居を優先させます。

 

もしAさんが特別養護老人ホームの系列でデイサービスやヘルパー、ショートステイを使っていて、Aさんのことや家族さんの状態がわかっていればどうでしょうか?

 

Aさんの家族がとてもいい方でしたら…Aさんを選びませんか?

 

それは、おかしい!と言う方がいるかもしれんが

 

あなたが、施設運営者や相談員、現場ならどうですか?

 

Aさんのことや家族がどんな方かわかっていて、家族もとても協力的です。

 

一方、Bさんや家族もどんな人かわからないなら…どちらを選びますか?

 

Aさんですよね。

 

 

実際、特別養護老人ホームのショートステイを定期的に利用されているほうが、施設の入居もスムーズな方が多いように思います

 

まあ、結局施設入居を決めるのは、人ですからね!

 

まとめ

 

特別養護老人ホームの入居条件は

・要介護3以上

・特例による入居が求められた要介護度1~2の方

特別養護老人ホームの入居は

・入居選考委員会でで決めている

・介護度が重く、介護サービスを多く利用しているほうが点数は高くなる

特別養護老人ホームへ入りやすいのは

・その施設のサービスを利用しているほうが入りやすい印象です。

 

施設が行っているショートステイ、デイサービスなど、定期的に利用するのもいいかもしれませんね。

 

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