ヘルパー 介護サービス

訪問介護とは(サービス内容、費用、利用までの流れ)ケアマネが解説します!

 

 

 

よく、訪問介護(ヘルパー)って聞くけど、訪問介護って何をしてくれるの?手続きや費用なども知りたい!母も歳だし、詳しく知っておきたいわ!

 

在宅ケアマネの「しもやん」です。ヘルパーさんは、よく耳にしますよね。だれでも介護に関わる時期がきます。あなたに、わかりやすく解説しますね!

 

 

訪問介護とは

 

 

訪問介護とは、介護の資格をもった訪問介護員(ヘルパー)が要支援・要介護認定を受けた方の自宅へ訪問し、入浴、排せつなどの「身体介助」や調理、買い物などの「生活援助」を行うサービスです。

基本定期には、訪問介護員(ヘルパー)さんは、利用者の自立した在宅生活をサポートする自立支援が目的にあります

 

なんでもしてくれる「お手伝いさん」では、ありません

 

よく、ヘルパーさんを「お手伝いさん」と勘違いされる利用者さんもいるので、ケアマネもヘルパーさんも事前に説明は必要ですね!

 

介護保険の申請については、こちらでまとめています

介護保険 申請 するタイミングはいつがいいの?どこですればいいの?

続きを見る

 

訪問介護(ヘルパー)のサービス内容

 

ヘルパーさんの仕事の内容(サービス内容)は、ケアマネが作った「ケアプラン」に沿って介護サービスを行いますよ。なので、ケアプランに「買い物」が入っていないのに買い物はできませんよ

 

そうなんですね。プランに沿ってサービス内容が決まるのね!

 

訪問介護の仕事内容(サービス内容)は、大きく3つあります

 

・生活援助

・身体介助

・通院介助

この3つを説明していきます

 

生活援助

 

生活援助とは、利用者の日常生活に必要な家事の援助になります。

 

*あくまでも、日常生活に必要なことのみとなっていますので大掃除や来客のおもてなし、農作業や庭の手入れなどは含まれません。

 

生活援助の具体的な内容は?

 

生活援助の具体例

・掃除…本人が普段使っている居室など

・買い物

・洗濯

・ベッドメイク

・衣類の整理・補修

・薬の受け取り

・健康チェック

・環境整備(室温調整、換気など)

 

生活援助の利用条件

 

生活援助は、介護認定を受けていれば誰でも利用できるの?

 

生活援助には、利用条件があります。説明しますね

 

利用条件は

 

・一人暮らし

・同居でも家族が病気などで本人のサポートができない

・同居でも、家族が仕事でほとんど家にいない

などの場合は

ケアプランに記載すれば利用できます

 

身体介助

 

身体介助とは、基本的に利用者の体に触れて行う介助のことをいいます。

 

具体的には、どのような内容なの?

 

身体介助の具体例

・排泄介助

・食事介助

・入浴介助、清拭

・整容

・体位変換

・移動・移乗介助

・外出介助

・起床、就寝介助

・服薬介助

・見守り的援助

 

見守り的援助って何?

 

「見守り的援助」は、自分で移動する際に転ばないように、隣について歩いたりする援助になり、「身体介助」になりますよ!

 

通院介助

 

通院介助には、利用条件があるので説明しますね!

 

<要支援の方の場合>

要支援1・要支援2の方は、原則介護保険での通院介助はできません。

 

解決策は自費サービスの利用となります!

 

<要介護の方の場合>

 

要介護1~5の方は、介護保険で通院介助は、部分的に利用できます。

 

部分的に利用ってどういうこと?

 

介護保険では、病院での待ち時間は、利用できないことになっているんです。

 

ただし

 

病院のスタッフが対応できず、心身の状態や認知症の状態で常に見守りや介助が必要な場合、ケアプランに位置付けることで介護保険の対象となる場合があります。

 

待ち時間が、介護保険でない場合は、どうすればいいの?

 

自費サービスになります。多くのヘルパーステーションで自費サービスをしていますので、聞いてみましょう!1時間約2500~3500円が相場ですね

 

訪問介護(ヘルパー)のサービス内容を詳しくまとめています。

訪問介護のサービス内容とは(身体介助・生活援助・通院介助)ケアマネが解説!

続きを見る

 

訪問介護(ヘルパー)利用までの流れ

訪問介護(ヘルパー)を利用するまでの手続きは、どうすればいいの?

 

訪問介護を利用するには、条件、手続きが必要なので説明しますね。手順は以下のようになります。

①介護認定を受ける

②ケアマネと契約しケアプランを作ってもらう

・ケアマネとの契約

・ケアマネがケアプランを作る

③訪問介護との契約

 

①介護認定を受ける

 

訪問介護を受けるには、介護認定を受ける必要があります。

 

介護認定を受けるには、65歳以上の方で日常生活で支障が出ている方40歳以上で老化が原因とされる病気(16種類の病気)により介護などが必要になった方です。

 

要支援1・2

要介護1~5の認定が出ていることが条件です。

*有効期限が切れている方は、再度申請しましょう!

 

*要介護申請をしてから、認定が出るまで約1~2か月かかりますので早めに申請をしましょう!

 

 

介護認定の申請をしていない方は、こちらを参照してください
介護保険 申請 するタイミングはいつがいいの?どこですればいいの?

続きを見る

 

②ケアプランを作ってもらう

 

介護認定の結果がでたわ、これで訪問介護を利用できるの?

 

介護認定を受けて、結果が出ても利用できないですよ!ケアマネにケアプランを作ってもらう必要があります

 

ケアマネにケアプランを作ってもらうには、ケアマネとの契約が必要です。

 

ケアマネとの契約

 

介護認定が出れば、介護保険証が送られてきます。その中に地域の居宅支援事業所のリストがあるので連絡してみましょう!

 

①要支援1・2の方は、地域包括支援センターと契約をします。

 

②要介護1~5の方は、居宅介護支援事業所と契約になります

 

ケアプランの作成

 

訪問介護を利用するには、ケアプランが必要なんですね。ところでケアプランて何ですか?

 

ケアプランは「これからどのような生活をおくりたいか」と目標設定し。その目標に向けて利用するサービスの種類や頻度を決めた利用計画書のことです

 

○まずケアマネは、利用者の心身の状態や生活環境を把握します。

○利用者・家族・サービス事業所・ケアマネとで何を支援すれば生活がスムーズにいくのかを検討します

○ケアプランの作成 利用するサービスの内容や時間帯・頻度を決定します。

 

 

訪問介護と契約をする

 

サービス事業所と本人が契約をします

 

ケアマネと契約した後に、利用するサービス事業所と契約をするんですね

 

訪問介護の料金はいくらするの?

 

 

訪問介護を利用すれば、家族としても助かるけど、料金はどれぐらいかかるの?

 

訪問介護の料金は、要支援と要介護、生活援助、身体介助、介護保険負担割合証で変わってきますので、説明していきますね

 

介護保険負担割合証について

 

介護認定を受けた方には、介護保険証と一緒に届きます。

 

介護保険を利用した時の自己負担割合は、本人の所得に応じて1割、2割、3割と違ってきます

 

 

要支援の方の介護予防訪問介護の費用は

 

対象者 介護予防型訪問サービス(週1回) 介護予防型訪問サービス(週2回) 介護予防型訪問サービス(週3回)
要支援1 約1304円 約2605円
要支援2 約1304円 約2605円 約4131円

 

総合事業になってから、生活援助型サービスは各自治体で料金など違うので、地域包括支援センターかケアマネに確認しましょう!

*介護保険負担割合証1割で計算しています

*処遇改善加算や初回加算は入れていません

*料金は、月額制です。

*介護予防型訪問サービスについては、約45分から60分と事業所によって違います

*生活保護の方は、ケアマネが手続きをすれば無料です。

 

要介護の方の訪問介護の費用は(大阪市で計算しています)

 

20分未満 20分以上30分未満 30分以上1時間未満
身体介助 約204円 約305円 約484円

 

20分以上45分未満 45分以上
生活援助 約223円 約274円

 

*介護保険負担割合証1割で計算しています。

*料金は、介護度1~5でも同じです。

*ヘルパーステーションが特定事業所加算を取得していれば、この金額に5%~20%加算されます。

*初回加算、処遇改善加算などは含んでいません。

*生活保護の方は、ケアマネが手続きをすれば無料です。

 

あと通院等乗降介助といって、乗車・下車・移動などの介助を訪問介護員が行えば1回約110円の料金がかかります。要介護の方のみ対象です

訪問介護の料金について詳しくまとめています。

介護 ヘルパー 料金(要支援、要介護)いくらするの?ケアマネが解説!

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訪問介護で「できること」「できないこと」を知りたい

ヘルパーさんにしてもらえない内容があるらしいけど、「何がしてもらえないの?」

 

介護保険で訪問介護が「できないこと」があります。「できること」「できないこと」を説明していきます!

 

生活援助にあたる「できること」「できないこと」

 

生活援助にあたるできること 生活援助にあたるできないこと
・本人が過ごす場所の整理・整頓

・日常的な本人の調理・配膳・片付け

・日常的な可燃・不燃ごみ出し

・本人の衣類の洗濯・干す・取り入れ

・本人の日常生活必需品の買い物代行

・コンビニや銀行での振込用紙を使ての振込代行

・市販薬の買い物代行

・薬を受け取る

・利用者以外の調理、洗濯、買い物、掃除

・おせち料理などの行事食

・利用者が普段使っていない部屋の掃除

・家電の移動・修理

・庭の手入れ

・草木の水やり

・ベランダの掃除

・窓ふき

・換気扇の掃除

・引っ越し準備

・遠くのデパートでの買い物

・嗜好品の購入(酒、たばこなど)

・お歳暮の購入

・仏壇の花の購入

・自動車の洗車

・利用者がいない状態でのサービス

・金銭管理

・話し相手など

 

なるほど、主に本人のことで普段の生活のことを支援してくれるのですね!

 

身体介助にあたる「できること」「できないこと」

 

身体介助にあたるできること 身体介助にあたるできないこと
・食事介助

・流動食など特別な配慮が必要な調理

・着脱介助

・清拭

・部分浴

・全身浴

・洗髪

*爪切り(爪そのものに異常がなく専門的な管理が必要でない場合)

*耳掃除(耳垢塞栓は除く)

・体位交換

・車いすなど移動介助

・歩行介助

・起き上がりの介助

・服薬の介助

・排泄介助

・トイレ誘導

・オムツ交換

*口腔ケア(日常的な刷掃)

*パウチに溜まった排泄物の処理(肌に密着したパウチの換えは除く)

*自動血圧計による血圧測定

*入院治療中の必要のない方のパルスオキシメーターの装着

*切り傷・擦り傷・やけどなど専門的な判断や技術を必要としない処置(ガーゼ交換、軟膏塗布)

*自己導尿を補助するため、カテーテルの準備・体位の保持など

*市販のディスポ―サブルグルセリン浣腸器の使用

・墓参り同行(冠婚葬祭含む)

・デパートの付き添い

・運転の代行

・入院中の付き添い

・通院中の付き添い(*状況により可能な場合もあり)

・理美容の同行

・内服の仕分け

・インシュリンをうつ

・摘便

・褥瘡の処置

・パウチの張替え

・水銀血圧計での血圧測定

 

訪問介護では、医療行為は認められていません。でも、できることもあります。上の表の*の内容は、訪問介護ができる内容になっています。

 

詳細は、こちらを見てください

平成17年7圧26日 医師法第17条 厚生労働省

 

できないことをしてもらうには、自費サービスの利用になりますね

 

こちらで詳しくまとめています

訪問介護「できること」「できないこと」って何?ケアマネが徹底解説!

続きを見る

 

訪問介護事業所の選び方

 

訪問介護(ヘルパー)事業所は、どこを選べばいいのかな?

 

訪問介護(ヘルパー)事業所は、たくさんあるのでケアマネに聞くのが一番いいです

 

なぜなら、ケアマネは必ず地域の訪問介護事業所にお仕事の依頼をしています。

 

正直、イケてない所を使うとケアマネの手間がかかり、信頼も無くすからです。

 

なかには、訪問していないのに訪問したようにして請求をあげていた事業所もあるようですよ!(もちろん、そんな事業所は関わらないです!)

 

まとめ

 

この記事では

・訪問介護のサービス内容

・訪問介護の利用までの流れ

・訪問介護の費用

・訪問介護「できること」「できないこと」

・訪問介護事業所の選び方

 

を解説しました。

 

訪問介護を上手く利用すれば、介護負担を減らし安否確認や状態変化もつかめやすいですよ

 

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