訪問入浴 介護サービス

訪問入浴【現役ケアマネが解説】料金や利用の流れがすべて分かります!

 

訪問入浴ってどんな人が利用して、料金はどれぐらいするのかな?利用の手続きも知りたい!

 

そのような疑問にお答えします

 

この記事では

訪問入浴はどんな人が利用しているの?

訪問入浴利用までの流れ

訪問入浴のサービス内容・流れ

訪問入浴の費用は何で決まるの?

要支援の方・要介護の方の費用と支払い方法

 

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

 

この記事を書いている私は、デイサービスから特養の介護職・在宅のケアマネへと転職

現在、訪問入浴の利用者が3名おられます

 

訪問入浴を実際、利用している家族から「本当に助かるし、手際もいいし、安心」とお話を頂いています。

 

できるだけイメージできやすいように説明していきますので、訪問入浴について知りたい方は、最後まで読んでみてください。

 

訪問入浴とは

訪問入浴とは

 

訪問入浴とは

訪問入浴を簡単に説明します。

 

訪問入浴とは

訪問入浴とは、寝たきりなど自宅で入浴が困難であったり、デイサービスなど家を出て入浴することが困難な方のための介護保険サービスです。

 

訪問入浴の特徴は

・自宅へ専用の浴槽を持ってきてくれる

・看護師1名と介護職1~2名が入浴介助をする

 

看護師さんも来てくれるので、体調面でも安心して入浴ができます。

 

 

訪問入浴はどんな人が入浴しているの?

 

訪問入浴はどんな人が入浴しているの?

 

訪問入浴を利用している人の特徴を紹介します。

 

訪問入浴の利用者

 

訪問入浴を利用している方の状態は

・寝たきりの方で自宅やデイサービスでの入浴が困難な方

・体調の変化が激しいかた

 

 

担当の利用者で、訪問入浴を利用されている方は、要介護4~5の方です。

・気管切開で寝たきりの方

・胃ろうで寝たきりの方

・医療的処置はないけれど、外出できる体力がない方

 

訪問入浴を利用することで、在宅での生活が継続できています。

 

利用までの流れ

 

 

訪問入浴を利用するまでの手続きは、どうすればいいの?

 

 

利用するには、介護保険の認定が必要になり、ケアプランに位置付ける必要があります。手順は、以下のようになります。

 

手続きの流れ

①介護認定を受ける

②ケアマネと契約しケアプランを作ってもらう

・ケアマネと契約

・ケアマネがプランを作る

③訪問入浴の事業所と契約する

④訪問入浴の利用

 

 

①介護認定を受ける

 

訪問入浴を利用するには、介護認定が出ていることが条件になります

 

介護認定を受けるには、65歳以上の方で日常生活で支障が出ている方、40歳以上で老化が原因とされる病気(16種類の病気)により介護などが必要になった人です。

 

要支援1・2

要介護1~5の認定が出ていることが条件です。

*有効期限が切れている方は、再度申請をしましょう!

 

*要介護申請をしてから、認定が出るまで約1~2か月かかりますので早めに申請をしましょう!

 

 

介護認定の申請をされていない方は、こちらでまとめています!

 

介護保険 申請の条件・流れ・タイミングを【ケアマネ】が解説します!

続きを見る

 

②ケアプランを作ってもらう

 

 

介護認定の結果が出たわ!これで、訪問入浴が利用できるの?

 

 

介護認定を受けて結果が出ても利用できないですよ!ケアマネにケアプランを作ってもらう必要があります。

 

 

訪問入浴をされる方は、比較的体力が弱い方、介護度も重い方が多いので「主治医の確認・了解」が必要です!

 

 

ケアマネにケアプランを作ってもらうには、ケアマネとの契約が必要です

 

ケアマネとの契約

 

介護認定が出れば、介護保険証が送られてきます。要支援1・2の方は、地域包括支援センターへ連絡し、要介護1~5の方は、居宅介護支援事業所へ連絡しましょう。

 

ポイント

①要支援1・2の方は、地域包括支援センターと契約します。

②要介護1~5の方は、居宅介護支援事業所と契約となります

 

こちらで、最寄りの地域包括支援センターや居宅介護支援事業所を探せますよ。

介護サービス情報公開システム

 

どちらも、契約、解約は費用が発生しません

 

 

ケアプランの作成

 

訪問入浴を利用するには、ケアプランが必要なんですね。ところで、ケアプランとは何ですか

 

ケアプランとは、ご利用者の状態や要望に基づいて「これからどのような生活をおくりたいのか」と目標設定し、その目標に向けて、利用するサービスの種類や頻度を決めた利用計画書のことです。

 

ケアプラン作成の流れ

まず、ケアマネージャーは、ご家族の心身の状態や生活環境を把握します。

その時に課題分析といって、困っていることや在宅の生活がスムーズにできるよう考えます。

利用者・家族・サービス事業所(例えば訪問入浴を利用するなら訪問入浴の事業所)、ケアマネジャーと在宅の生活がスムーズにできるよに検討します。

ケアプラン作成 利用するサービスの種類や回数を決定します。

(例:訪問入浴 月曜日・木曜日週2回)

 

これでやっと訪問入浴が利用できるのね

 

まだ、重要なことがありますよ!

 

ポイント

訪問入浴を利用するときには、主治医の了解が必要です。

訪問入浴の事業所が、主治医に書いてもらう特定の様式をもっていますので、主治医に訪問入浴を利用したい旨を伝えて記入してもらいましょう!

 

 

中には、書面でなくてもよかったり、介護認定での主治医の意見書でも対応してくれる事業所もありますよ!ケアマネに確認しましょう!

 

 

③訪問入浴との契約

 

サービスの提供事業所と本人が契約します

 

契約時に、当日訪問入浴を休んだ場合のキャンセル料など確認しておきましょう!

 

*要支援1・要支援2の方は、看護師1名、介護職1名で行います。

 

④訪問入浴の利用

 

これで、訪問入浴の利用手続きが終わりました。

 

 

でも、どの訪問入浴がいいのか?わからないわ?

 

 

ケアマネは、地域の訪問入浴の特徴を知っています。体験利用をしている事業所もあるので、相談してみましょう!

 

 

訪問入浴のサービス内容・流れ

 

 

ポイント

訪問入浴は、看護1名・介護職2名の計3名が訪問します。(要支援の場合は、看護師1名・介護職1名)

訪問入浴専用の浴槽・ボイラーを載せた訪問入浴車が来ます。

 

 

訪問入浴サービスの流れ

 

サービスの流れ

①健康チェック(バイタル測定・血圧、脈、体温など入浴可能な状態かを看護師が確認します)

②脱衣介助・浴槽、湯の準備(入浴可能であれば介護職と脱衣の介助を行います)

③2人介助でベッドから浴槽へ移動し湯に浸かります(本人の状態で全身浴・部分浴を行う)

洗体・洗髪を行います。

*部分浴…手・足など体の一部を湯につけること。

④浴槽からベッドに移動します

⑤着衣介助・健康チェックをおこなう

⑥片付け・終了

 

 

防水シートをしっかり敷いており、利用者の家族からも床や畳が濡れたなどの苦情はありません。

 

 

1回約45分ですべてが終わります!1日7件ほど訪問していると責任者から聞きました!Σ(・□・;)

 

 

訪問入浴の費用は何で決まるの?

 

 

 

費用は

①介護度

②地域

③介護保険負担割合証

で決まります。

 

①介護度

 

 

訪問入浴の場合は

要支援1・2

要介護1~5

の2種類の料金となっています。

 

*デイサービス・デイケアなどは、要介護1より要介護3の方が料金は高いですが、訪問入浴の場合は、要介護3でも要介護5でも料金は同じです。

 

②地域

 

介護保険サービスでは、「1単位=10円」が基本になっています。

 

しかし、地域によって、職員の賃金が異なるため、単価は8つの地域区分に分けられています。

 

ポイント

例えば、

東京都特別区の訪問入浴では、1単位=11.40円

大阪市の訪問入浴では、1単位=11.12円

 

③介護保険負担割合証

 

介護保険を利用した時の自己負担割合は、本人の所得の金額などに応じて1割、2割、3割と違ってきます。

 

 

厚生労働省 介護保険負担割合

 

要支援・要介護の費用と支払い方法

 

 

 

要支援の方の訪問入浴の費用は

 

対象者 清拭又は部分浴 全身浴
要支援1・2 約660円/回 約940円/回

要支援のデイサービスやヘルパーと違って費用は、月額制ではありません。1回利用するごとに費用がかかります。

 

ポイント

・提供加算・処遇改善加算などは含んでいません。

・介護保険負担割合証1割の方で計算しています(介護保険負担割合が2割の方は2倍、3割は、3倍の費用がかかります。

・生活保護の方は、費用はかかりません。

 

要支援のヘルパー・デイサービスの料金は、こちらでまとめています

訪問介護とは(サービス内容、費用、利用までの流れ)【ケアマネが解説】

続きを見る

要支援 デイサービス 利用料金、利用回数について【ケアマネが解説】

続きを見る

 

 

訪問入浴の費用 要介護の方

 

対象者 清拭又は部分浴 全身浴
要介護1~5 約930円/回 約1400円/回

要介護の方のデイサービスややデイケアと違って、要介護1でも要介護5でも1回の料金は同じです。

 

ポイント

・提供加算・処遇改善加算などは含んでいません。

・介護保険負担割合証1割の方で計算しています(介護保険負担割合が2割の方は2倍、3割は、3倍の費用がかかります。

・生活保護の方は、費用はかかりません。

 

訪問入浴の費用は いつ支払うの?

 

 

いつ利用料を支払うの?

 

 

基本は、毎月締めの翌月払いです。翌月の10日過ぎに請求書が渡されます

 

 

例えば

5月訪問入浴を利用すれば

5月の利用料金は、6月の10日以降に請求されますね

 

・ただし、介護度を見直す区分変更をしている場合は、介護の結果が出ないと請求ができません。

 

例えば

5月に区分変更をしていて、まだ介護の結果が来ていないが、訪問入浴は利用している。

6月に介護の結果が来た場合は

5月、6月の訪問入浴の利用料金は、7月に請求されます

 

支払い方法は、「銀行引き落とし」や「次回利用時に現金で支払ったり」と事業所によって異なりますので確認しましょう!

 

この記事のまとめ

訪問入浴はどんな人が利用しているの?

訪問入浴利用までの流れ

訪問入浴のサービス内容・流れ

訪問入浴の費用は何で決まるの?

要支援の方・要介護の方の費用と支払い方法

 

訪問入浴を上手く利用すれば、寝たきりになっても、施設入居ではなく、在宅介護ができます。

 

在宅介護は、介護者の心身の健康がとても重要です。疲れたら、無理せずケアマネに相談しましょう!

 

 

特に寝たきりの方は、拘縮(関節が固まってしまう)になりやすいので、訪問入浴と併用して訪問リハビリを利用する方も多いです。

 

 

こちらで、訪問リハビリをまとめています。

介護保険 訪問リハビリ【ケアマネが徹底解説】対象者・利用の流れ・料金

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