
レンタルを利用するまでの手続きや歩行器の種類も知りたいわ!


この記事では
歩行器とは
歩行器をレンタルするまでの流れ
歩行器のレンタルの費用
歩行器の種類
歩行器をレンタルするメリット・デメリット
を書いていきます。
この記事を読めば、介護保険での「歩行器のレンタル良いところ・手続きや料金」がわかります。
目次(クリックするとその項目に飛びます)
歩行器のレンタル
歩行器とは
歩行器とは
介護用としての「歩行器」とは、歩くことが不安定になった高齢者、足腰・股関節に痛みがある人、また麻痺や障害によって歩行が困難な人・筋力やバランス感覚が低下している人などのための歩行補助具です。
腰や膝にかかる負担を軽減して歩行姿勢を安定させ、安全な歩行を補助する役割として使われます。
私の利用者では、要支援1・2や要介護1の方が利用されていますね

歩行器をレンタルするまでの流れ
利用するには、介護保険の認定が必要になり、ケアプランに位置付ける必要があります。
手順は、以下のようになります
レンタルするまでの流れ
サービスの利用の流れについては、こちらでまとめています
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介護保険 在宅サービス利用までの流れを【ケアマネが解説】
続きを見る
歩行器 レンタルの費用
歩行器のレンタルの費用は
レンタル費用は
①介護保険負担割合証
②歩行器の種類や業者
によって変わってきます。
①介護保険負担割合証
介護保険を利用した時の自己負担割合は、本人の所得の金額に応じて1割、2割、3割と違ってきます。
②歩行器の種類や業者
レンタルの事業所によって、取り扱っている種類も異なります。
種類も違えば、料金も変わってきます。

歩行器の種類
介護保険での歩行器レンタルの種類

固定式歩行器
4脚フレーム構造の歩行器を一旦両手で持ち上げ、前方に置いて前進するタイプです。
歩行器自体はとても軽く、腰の高さにグリップがあるので高齢者の腕力でも持ち上げることができます。
キャスター付き歩行器(歩行車)
歩行器の脚部に小さなキャスター(車輪)が付いているタイプで、歩行車とも呼ばれています。
そのままキャスターを転がして前進できます。良く病院で見かけますよね。
軽い力で前進でき、方向転換もしやすいです。
ただし、前に出過ぎるとバランスを崩しやすいので要注意です。
屋外用の歩行器
折り畳みが可能で荷物も入れることができるので便利です。
疲れたら、座れるように設計されているものもあります。
*基本介護保険でのレンタルの歩行器は、体を囲うような「コの字型」がレンタルの対象となっています!
屋外用の歩行器(介護保険対象外)
こちらは、「コの字型」でないため、レンタルの商品ではありません。
ですが、軽くて更にコンパクトになっています。
約1万円~2万円で購入できます。
歩行器をレンタルするメリット・デメリット
歩行器をレンタルするメリット
メリット
少額で利用できる
メンテナンスをしてくれる
不具合、故障などは交換してくれる
お試し期間を定めているとことがある
合わなくなれば、他の商品と交換できる
必要なければ返却できる
入院中は、費用がかからない
お届け・引き取り・点検・修理・交換が無料です!

歩行器をレンタルするデメリット
デメリット
介護認定を受けなければならない
新品を使用できない(レンタル品は新品でないことが多い)
コンパクト
介護保険負担割合で3割の方
歩行器レンタル月300円(1割負担)なら月900円(3割負担)になります。
年間10800円になりますね
平均在宅介護期間は、34か月と言われています
どうしてもピカピカの新品が良い方はこちら
この記事のまとめ
歩行器とは
歩行器をレンタルするまでの流れ
歩行器のレンタルの費用
歩行器の種類
歩行器をレンタルするメリット・デメリット

理由は、購入してしまうと不具合や処分など自分でしなければならないからです。
利用者の方で、屋外用の歩行器を購入しましたが約1年でタイヤが削れて消耗してしまい、再度購入されていました。
歩行器は、意外と消耗品ですよ!
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