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歩行器のレンタル 種類・費用・メリット・デメリットは?【ケアマネが解説】

 

母に外出をしてほしいので、歩行器を使ってもらいたいけれど、レンタルなら費用はいくらするのかな?レンタルを利用するまでの手続きや歩行器の種類も知りたいわ!

 

そのような疑問にお答えします。

 

この記事では

歩行器とは

歩行器をレンタルするまでの流れ

歩行器のレンタルの費用

歩行器 レンタルの種類

歩行器をレンタルするメリット・デメリット

 

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、無資格・無経験でデイサービスに勤めました

デイサービスから特養の介護職・在宅のケアマネへと転職も経験しています

 

今回は、介護保険で歩行器のレンタルをテーマに書いていきます

 

高齢者になると無自覚に筋力の低下が進行しています。特に、転倒すると骨折に繋がり介護状態になる方も非常に多いです。

 

高齢者の転倒理由について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

転倒防止 高齢者がとるべき予防策をケアマネが提案します!

 

安全に外出できる福祉用具に歩行器がありますので、歩行器の種類や費用など知りたい方は、最後まで読んで見てください。

 

 

歩行器のレンタル

 

歩行器のレンタル

 

歩行器とは

 

歩行器とは

介護用としての「歩行器」とは、歩くことが不安定になった高齢者、足腰・股関節に痛みがある人、また麻痺や障害によって歩行が困難な人・筋力やバランス感覚が低下している人などのための歩行補助具です。

 

腰や膝にかかる負担を軽減して歩行姿勢を安定させ、安全な歩行を補助する役割として使われます。

 

杖での歩行より、歩行器を使用するほうが歩行が安定して転倒の防止になります。

 

歩行器の種類によっては、買い物などの荷物を入れることができたり、疲れたらイス代わりに使用できるタイプもあります。

 

 

 

歩行器をレンタルするまでの流れ

 

歩行器をレンタルするまでの流れ

歩行器をレンタル利用するには、介護保険の認定が必要になり、ケアプランに位置付ける必要があります。

 

歩行器をレンタルするまでの流れ

 

手順は、以下のようになります

 

レンタルするまでの流れ

介護認定を受ける

②ケアマネ作成者と契約

③ケアマネによるアセスメント

④サービス担当者会議

⑤ケアプランの作成

⑥サービス提供者事業所と契約

⑦サービスの利用

 

介護保険サービスの利用について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

介護保険 在宅サービス利用までの流れを【ケアマネが解説】

 

歩行器をレンタルするまでにかかる日数の目安

 

介護申請がまだの方は

介護申請して認定結果が出るまで約1か月~1か月半かかります

 

介護認定をお持ちの方は

担当者会議やケアプランの作成などを入れると数日はかかりますね

 

介護認定を受けていない方は、早めに申請をしましょう

 

介護認定の申請について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

介護保険 申請の条件・流れ・タイミングを【ケアマネ】が解説します!

 

 

歩行器 レンタルの費用

 

歩行器 レンタルの費用

 

 

歩行器のレンタルの費用は

 

介護保険を利用した歩行器のレンタル費用は、次の2つで変わってきます。

介護保険負担割合証

歩行器の種類や業者

 

それぞれ説明します

 

介護保険負担割合証

 

歩行器のレンタルは、介護保険負担割合証に記載されている負担割合で変わります

 

介護保険を利用した時の自己負担割合は、本人の所得の金額に応じて1割、2割、3割と違ってきます。

負担割合の判定基準は、以下の通りです。

 

利用者負担判定の流れ

 

 

厚生労働省 介護保険負担割合

 

 

歩行器の種類や業者

 

レンタルの事業所によって、取り扱っている種類も異なります。

種類も違えば、料金も変わってきます。

 

 

歩行器の相場はだいたい月300~400円ですね(1割負担)。

 

 

歩行器 レンタルの種類

 

歩行器 レンタルの種類

 

介護保険での歩行器レンタルの種類

 

 

歩行器と言っても様々な種類がありますよ。基本的には、この字型の歩行器が介護保険対象となります。

 

介護保険での歩行器の種類

固定式歩行器(ピックアップ)

キャスター付き歩行器(歩行者)

屋外用の歩行器

 

それぞれ紹介していきます。

 

固定式歩行器

 

 

固定式歩行器の特徴

4脚フレーム構造の歩行器を一旦両手で持ち上げ、前方に置いて前進するタイプです。

 

固定式歩行器の対象者

・上半身にある程度筋力がある方

・足に痛みがある方

・杖では、歩行が不安定な方

 

歩行器自体はとても軽く、腰の高さにグリップがあるので高齢者の腕力でも持ち上げることができます。

 

 

キャスター付き歩行器(歩行車)

 

キャスター付き歩行器(歩行車)

 

キャスター付き歩行器の特徴

歩行器の脚部に小さなキャスター(車輪)が付いているタイプで、歩行車とも呼ばれています。

 

キャスター付き歩行器の対象

・足腰に痛みがある方

・筋力の弱い方

・リハビリをはじめたばかりの人

 

そのままキャスターを転がして前進できます。良く病院で見かけますよね。

軽い力で前進でき、方向転換もしやすいです。

ただし、前に出過ぎるとバランスを崩しやすいので要注意です。

 

 

屋外用の歩行器

 

屋外用 歩行器歩行器

 

 

折り畳みが可能で荷物も入れることができるので便利です。

疲れたら、座れるように設計されているものもあります。

 

外出先によっては、疲れても座れる場所が少ない場面があります。歩行器に座ることができれば、助かりますよ。

 

*基本介護保険でのレンタルの歩行器は、体を囲うような「コの字型」がレンタルの対象となっています!

 

 

屋外用の歩行器(介護保険対象外)

 

屋外用の歩行器(介護保険対象外)

 

 

屋外用の歩行器(介護保険対象外)の特徴

こちらは、「コの字型」でないため、レンタルの商品ではありません。

軽くて更にコンパクトになっています。

 

約1万円~2万円で購入できます。

 

 

歩行器をレンタルするメリット・デメリット

 

歩行器をレンタルするメリット・デメリット

 

歩行器をレンタルするメリット

 

歩行器をレンタルするメリットを紹介します。

 

メリット

少額で利用できる

メンテナンスをしてくれる

不具合、故障などは交換してくれる

お試し期間を定めているとことがある

合わなくなれば、他の商品と交換できる

必要なければ返却できる

入院中は、費用がかからない

お届け・引き取り・点検・修理・交換が無料です!

 

レンタルの相談員が使用の方法やアドバイスをしてくれます。無料でお試し期限を定めている業者もあるので、ケアマネとしても勧めやすいですね

 

歩行器はレンタルがおすすめの方

 

歩行器の使用頻度が多い方は、レンタルがおすすめです。

 

理由は

・歩行器のタイヤがすり減り毎年取り換える方もおられます

 

歩行器は、意外と消耗品なので使用頻度が多い方は、レンタルの歩行器がおすすめです。

 

歩行器をレンタルするデメリット

 

歩行器をレンタルするデメリットを紹介します

 

デメリット

介護認定を受けなければならない

新品を使用できない(レンタル品は新品でないことが多い)

コンパクトなものが少ない

 

歩行器のレンタルは、どうしても新品ではないので抵抗のある方は、レンタルを使用されずに購入されます。

 

歩行器は購入がおすすめの方

 

介護保険負担割合証が3割の方は、歩行器の購入がおすすめです

 

理由は

・歩行器レンタル代金が、月約1000円なら年間12000円です。

 

12000円もあれば、新品の歩行器を購入することができます。


介護負担割合証が3割の方は、購入したほうが安くなるかもしれませんね。

 

歩行器レンタルの疑問?

 

 

歩行器のレンタル2台利用できるの?

 

介護保険で歩行器のレンタル2台は、利用できるのか?

 

結論から言えば、保険者によります。

 

大阪市では、歩行器2台利用の必要性を明確にし、担当者会議録にしっかりと必要性を明記すれば認められています。

 

例えば、

転倒を繰り返しやすく、屋外でも歩行器を使用されている。また、屋内が広くて手すりの設置では転倒防止対策ができない場合

・屋外用の歩行器と屋内用の歩行器の計2台のレンタル利用を算定可能としています

 

大阪市の場合なので、必ず保険者に確認を取りましょう。

 

歩行器のレンタルは消毒しているの?

 

歩行器のレンタルは、消毒しているの?

 

レンタルの福祉用具は、基本新品ではありません。

 

レンタルの福祉用具は、業者に依頼してきっちりと消毒を行っていますので安心ですよ。

 

 

歩行が不安定な方は、歩行器を使用したほうが転倒の心配がなく、安心して外出ができます

 

今回は、以上になります。

 

 

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