
グループホームで仕事をしている友人からの体験談をもとに、書いていきますね

この記事では
グループホーム 仕事内容
グループホームで働くメリットデメリット
を書いていきます。
この記事を読めば「グループホームの仕事内容」について分かります
目次(クリックするとその項目に飛びます)
グループホーム 仕事内容

グループホームとは
グループホームとは
認知症で介護を必要とする方に、共同生活住居(5~9人)において、日常生活上のお世話などを受ける施設です。

グループホームについては、こちらで詳しくまとめています。
-
-
グループホームとは 【ケアマネ】がわかりやすく解説します
続きを見る
グループホームの入居者の特徴
入居条件
65歳以上で要支援2以上(要支援2・要介護1~5)の方
認知症であること
グループホームの入居者の介護は、軽度の方要介護1~2の方が多いですね。
R2.7月厚生労働省の資料では、グループホームの平均介護度は、2.74です。厚生労働省 グループホームR2.7
H29.4月厚生労働省の資料では、特別養護老人ホームの平均介護度は、3.87です。厚生労働省 介護老人福祉施設 H29.4

ユニット制
グループホームでは、ユニット制を導入しており、最大1ユニット9名の認知症高齢者が入居されています。

グループホームは9名の利用者を夜勤1名で対応します。特養に比べて、気持ちに余裕が持てますよね!
グループホームの仕事内容
・家事的なこと 食事の買い出し・準備・調理・配膳・下膳・洗濯掃除など
・身体的な介助 食事介助・入浴介助・排泄介助・口腔ケア・レクリエーションなど
施設やフロアによって異なりますが、利用者のできることに注目して、食材を切ったり、ごはんを入れたり、皮をむいたり、職員と協力して行います。
食事介助
食事介助や見守りを行います。認知症の高齢者は、理解力や判断力が低下しています
他人の食事をとろうとしたり、食べ物ではないものを食べようとしたりするので見守りは必要ですね
入浴介助
さっきまで機嫌よかったのに入浴場にくると急に怒り出す利用者もおられます
声掛けやタイミングなど注意が必要です
排泄介助
トイレの場所がわからずに放尿したり、紙パンツやパットを引き裂いたり、トイレを詰まらせたりする方がおられるので、誘導や見守りは必要です
レクレーション・行事
・レクリエーションも施設ごとに異なります。外出や地域交流を積極的に行っているグループホームさんもあります
・行事も小規模ですが、文化祭的な感じですよ
勤務体制はシフト制

シフト制
・早出 7:30~16:30
・日勤 9:00~18:00
・遅出 11::00~20:00
・夜勤 16:30~翌11:00
*あくまでも、グループホームの例です。勤務時間は、確認しましょうね。


認知症の方の対応は?


例えば
・Aさんの入浴の誘導の声掛けは、「汗をかいてるから、こちらで着替えましょう」と言って誘導する。
*入浴、お風呂と言うとその言葉に反応して「怒って拒否する」
・Bさんが、帰りたいと言えば「息子さんから連絡があって、今家の改修工事をしているので、明日の朝一番に迎えにくると言ってましたよ」と声掛けをする。
・Cさんは、どんな声掛けをしても服薬を拒否するので「ゼリーと一緒に服薬介助する」
などなど、個別での対応があるので先輩に聞いてみましょう!

もちろん、認知症の方への基本的な対応として
基本的な対応
責めない
否定しない
無理やりしない
は、おさえておきましょうね!
グループホームの給料はいくら?
グループホームの介護職員(無資格)だと月296193円ですね。
介護福祉士なら月318022円です。
月に約2万円以上、違います

グループホームと特養 仕事の違い
・特養なら 1フロア 20~25名の利用者 平均介護度3.87
・グループホームなら 1ユニット 9名の利用者 平均介護度2.74




夕方17時から朝9時までの1夜勤22000円ほどです。休憩も2時間あるようですよ!正社員だけでなく、契約社員やアルバイトという選択肢もありますね!

グループホームで働くメリット・デメリット
メリット
メリット
・利用者一人ひとりにしっかり向き合って接することができる
・人数が少ない分、疲労やストレスを感じにくい
・利用者と協力して家事など行うことができる

特養に比べると疲労は少ないし、体がラクと話されていました。利用者の対応も余裕が持てるので、楽しいと話しています。
デメリット
デメリット
・家事が得意でない方は、向いていないかもしれません
・認知症利用者を受容できないとストレスがたまる


この記事のまとめ
グループホーム 仕事内容
・身体的な介助と家事の支援
・認知症のかたの対応
グループホームで働くメリットデメリット
・アットホームな雰囲気で仕事ができる
・認知症の受容ができないと辛い

初任者研修の資格は、こちらでまとめています
-
-
ヘルパー(訪問介護)の資格取得には?内容・料金・条件【元講師が解説】
続きを見る