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エアーマット 介護保険のレンタルについて【現役ケアマネが徹底解説】

 

母が寝たきりになったので、介護保険でエアーマットをレンタルしたいけど、手続きやエアーマットの効果など教えてほしい!

 

そのような疑問にお答えします

 

この記事では

エアーマットを介護保険でレンタルするには

エアーマットの費用・効果

エアーマットのメリット・デメリット

エアーマット停電時の対応

この記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

この記事を書いている私は、無資格・無経験でデイサービスに勤めました

デイサービスから特養の介護職・在宅のケアマネへと転職も経験しています

 

今回は、介護保険でレンタルできるエアーマットをテーマに書いていきます

 

寝たきりの私の利用者でエアーマットを利用されている方が3名います

 

エアーマットを使用し適切な処置をすることで床ずれが完治しました。

その後も床ずれは見られていません。

 

エアーマットの効果や手続き、費用などを詳しく知りたい方は、最後まで読んでみてください。

 

エアーマット 介護保険でレンタル利用するには

エアーマット 介護保険でレンタル利用するには

 

エアーマットとは

 

エアーマットの説明をしますね

 

エアーマットとは

エアーマットとは、自動的にマット内にエアーポンプで空気を送り込み、褥瘡(床ずれ)を予防するマットのことです。

寝たきりで寝返りをうてない方の体重(圧力)が1カ所に集中しないように分散させてくれたり、自動で体位を変えてくれる機能もあります。

 

エアーマットを利用した利用者は、褥瘡が完治してその後何年も褥瘡ができていません。

 

エアーマットを介護保険で利用する条件

 

エアーマットを介護保険でレンタル利用するには2つの条件があります

要介護認定を受けていて、原則要介護2以上であること

ケアマネにケアプランを作ってもらうこと

 

軽度者と言われる要支援1・要支援2・要介護1の方は、原則介護保険でのエアーマット(床ずれ防止用具)のレンタル利用はできません。

 

ただし

 

一定の条件で軽度者にもエアーマットを利用できる例外給付があります

医師の医学的な所見に基づき判断され、かつ、サービス担当者会議などを通じた適切なケアマネジメントにより福祉用具が特に必要である旨が判断されている場合にあっては、これらについて、市町村が書面など確実な方法により確認することにより、その要否を判断することができる。(中略)

H22/10/25厚生労働省より軽度者のレンタルの記載あり

 

例えば

がん末期の急速な悪化が見られた場合など、然るべき手続きをすれば例外給付されます

 

多くのケアマネは、軽度者のレンタルについての手続きを経験していますので相談してみましょう。

 

エアーマットを介護保険でレンタルするまでの流れ

 

エアーマットをレンタルするまでの流れを説明します

レンタルのするまでの流れ

介護認定を受けるを受ける

②ケアプラン作成者と契約する

③ケアマネによるアセスメント

④サービス担当者会議

⑤ケアプランの作成

⑥サービス提供事業者と契約

⑦サービスの利用

 

レンタルを利用する流れは、以上になります。

介護認定が出てからレンタル利用までは、早くて数日かかりますね。

 

介護保険サービスの手続きの流れを詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください

介護保険 在宅サービス利用までの流れを【ケアマネが解説】

 

エアーマットの介護レンタル費用・効果は?

 

エアーマットの介護レンタル費用・効果は?

 

エアーマットのレンタル費用・効果を紹介します

 

エアーマットの介護保険レンタル費用は?

 

エアーマットの費用は

・介護保険サービスを利用した場合1か月のレンタル代金は、約800円~1100円(1割負担の方)です

・自費で購入すると約10~20万円です

 

エアーマットを介護保険のレンタルで利用するなら故障や修理、取り換え、撤去、設置が無料です。

 

もし、自費でエアーマットを購入すれば、故障、修理、撤去に費用がかかります。

 

手間や故障のリスクを考えると介護保険のレンタルがおすすめです。

 

 

エアーマットの効果

 

エアーマットの効果とは

自動でマット内にエアポンプで空気を送り込み、マットを膨張・収縮を繰り返すことで体にかかる圧力を分散させる仕組みで、褥瘡(床ずれ)の予防が期待できます。

 

寝たきりでベッド上での生活を余儀なくされる方は、エアーマットの利用がおすすめです。

 

なぜなら

・エアーマットを利用して褥瘡が治った(もちろん適切な処置もしました)

・3年間寝たきりの方でも褥瘡ができていない

 

自力で寝返りができない方、1日ベッドで過ごす方は、エアーマットを利用すべきですね

 

エアーマットの介護レンタルを利用する メリット・デメリット

 

エアーマットの介護レンタルを利用する メリット・デメリット

 

エアーマットの介護レンタルを利用する メリット

 

エアーマットのレンタルを利用するメリットを紹介します

 

・レンタルなので安い費用で利用できる

・褥瘡(床ずれ)の予防ができる

・自動体位交換機能付きのエアーマットなら、時間ごとに体位交換をしなくてもよい。

 

 

 

特に老々介護の方には、自動体位交換機能付きのエアーマットは、喜ばれています。この機能がなければ、褥瘡予防のために夜中でも体位交換をしなくてはいけなくなります。

 

 

エアーマットの介護レンタルを利用する デメリット

 

エアーマットのレンタルを利用するデメリットです

 

・レンタルまでに手続きが多い

・本人は、動きにくい

・自分で起きれる方は、特に転倒の危険がある!

 

 

エアーマットなので、自分で動く際に手をついた個所のマットが沈むので、かなり動きづらいですね。

また、オムツ交換などマットが沈むので介助しずらいです。

数分前に押しておけば、体が沈まないように空気圧を上げてマットを固くして、介助しやすいようにしてくれる機能もありますよ!

 

 

エアーマットを使用している方で、自分でベッドから起き上がり端坐位(下図)になる場合

 

注意

エアーマットだと、端坐位で座っているマット部分が沈んで滑り台のような角度になり、ずり落ちる危険があります。

 

 

でも、すごいエアーマットを見つけましたよ!

 

 

 

このエアーマットの凄いところは、ベッドの端の部分が固めのベッドマットになっており、中央部分がエアーマットになっています。

先ほどの、端坐位になってもベッドが沈むことがありません。

 

 

過去に1人利用されていました。その方は、自分で端坐位になることができる方です。よく、仙骨部が赤く剥離になっていたので、このタイプのエアーマットを利用しました。結果、仙骨部の赤みや剥離が消えました

 

 

エアーマットの上に毛布などをのせて使用すると体圧分散の効果が弱まるので注意しましょうね!

 

エアーマットの停電時の対応について

エアーマットの停電時の対応について

 

エアーマットで一番気になるのが停電ですよね。

 

最近のエアーマットは、1時間ぐらいの停電なら問題ない商品が多いようですが念のため、レンタル業者に確認しておきましょう。

 

近年の異常気象を考えると長時間の停電もあるかもしれませんので、停電時の対応を紹介します。

 

エアーマット停電時の対応

 

エアーマットの停電時の対応です

 

①送風チューブの途中を折り曲げる(チューブは、ポンプから外さないように)

②ガムテープなど折り曲げた部分をしっかり止める(空気の漏れがないか確認する)

*停電が復旧するまで、2時間ごとの体位交換が必要です

エアーマット 停電時

 

 

電気が復旧すれば行うこと

・ガムテープを外す

・電源の確認

・体重や設定を再設定する

 

再設定などわからなければ、レンタル業者へ確認しましょう。

 

最近は、停電時対策機能付きのエアーマット(停電時14日間マット圧を保持)もあるようなので業者に聞いてみましょう。

 

今回は、以上になります。

 




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