
そんな疑問にお答えします
この記事では
デイサービスの仕事できついことは
デイサービスの仕事がきつくてやめた理由
デイサービスのきつい職場を避けて転職するコツ
この記事の信頼性
この記事を書いている私は、無資格・無経験でデイサービスに勤めました
デイサービスから特養の介護職・在宅のケアマネへと転職も経験しています
今回は、デイサービスの仕事内容できつい事をテーマにしてみました。
デイサービスの仕事内容を詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください
デイサービスの仕事内容とは【元デイサービス相談員が解説します】
元デイサービスの職員の方から、きつかったことや辞めた理由も解説しています。
デイサービスでこれから働いてみたい方は、このような意見もあるので、最後まで読んでみてください。
目次(クリックするとその項目に飛びます)
デイサービスの仕事できついこと3つ
元デイサービス職員の方に聞いた「仕事できつかったこと3つ」を紹介します
肉体的にきつかったこと
精神的にきつかったこと
待遇的にきつかったこと
1つずつ紹介していきます
デイサービスの仕事で肉体的にきつかったこと
入浴介助がきつかった
入浴介助は、特に体力がいる「きつい仕事」です
例えば
・朝の2時間で約30人ほど入浴介助する(デイの利用者数によります)
・内介者が2人で、浴室に3~5名の利用者がおられ慌ただしい
・入浴の事故が起こらないように、かなり神経を使う
・浴室は、蒸し暑くサウナ状態で体力を消耗する
・湯やシャンプーを使うので手が荒れる
入浴介助は、デイサービス利用者の人数に大きく左右されますが、集中力と体力がいる仕事できついと感じる方もいます。
送迎がきつかった
デイサービスの送迎は、天候や気温に左右され、意外と大変!
具体的には
・夏は暑く冬は寒い、冬の入浴後の送迎は、風邪をひきやすい。
・送迎で助手の際、玄関まで迎えに行くのですが、EVのないマンションの利用者が続くと階段がきつい。
・車いすに座っている大柄の利用者を押すのはきつい。
送迎は乗車中の安全確保だけでなく、移動の介助や雨に濡れないように配慮するなど、気遣いと体力のいる仕事できついと感じる方もいます
重度の認知症・大柄な方の対応
重度の認知症の方、大柄な方の対応がきつかった。
具体的には
・大柄の方を移乗介助すると「自分が腰痛になった」
・重度の認知症の方を対応したら、「急に怒られ殴られた」
大柄の方や重度の認知症の方の対応は、体力的にもきついと感じる方もいます
デイサービスの仕事で精神的にきつかったこと
人間関係
デイサービスは、変動の少ないチームで行う仕事です。そのため、職員との人間関係が精神的にきつかった。
具体的には
・大変な利用者の対応を明らかに避ける職員がいる
・急に休んだり、遅刻するが謝罪もしない
・仕事の愚痴しか言わない
・利用者が減ると売り上げを上げろと怒鳴られる
・トラブルがあったので、上司に報告や改善案を出しても全く解決しようとしない
デイサービスは、チームでの仕事です。横と縦とのつながりで悩むケースが多いですね。
デイサービスの仕事で待遇的にきつかったこと
デイサービスの仕事で待遇的にきつかった
具体的には
・業務前の出勤やサービス残業をして当たり前だった
・有給を好きに利用させてくれない。有休を勝手に入れられる
・明らかに偏った勤務で、入浴介助ばかりさせられていた
上記の理由で、待遇的にきつかったと話されていました
デイサービスの仕事がきつくてやめた理由
デイサービスの仕事を辞めた理由を2名の方に聞いたので紹介していきます
理由①残業が多く上司と合わなかった
Aさんの辞めた理由は、残業が多く上司と合わなかった
例えば
・会社の意向に反して、上司が独断で就業前より送迎を開始する
・トラブルが起きても、解決しようとせず、ケアマネや家族には他の職員に報告させる
・残業があっても残業をつけないし、有給は勝手に入れられる
・毎月のシフト表を発表するのは、月が変わる2日前
・上司は、介助が大変な方や認知症の方の対応を一切しない
サービス残業は、月に約100時間
この上司の下で働いても得るものはない。そんな上司を野放しにしている会社が嫌になり退職を決意する。
理由②自宅に持ち帰る作業が多かった
デイサービスで装飾担当だったBさんの辞めた理由は、自宅で持ち帰る作業が多かった
具体的には
・毎月、壁画をデザイン・作成・計画をしなければならなくて、業務内でおこなう時間が無く毎日自宅へ持ち帰り作成していました。
・誕生会には、色紙をプレゼントしており、色紙をデザインするために家に持ち帰り装飾をしていました。
子育てをしながら自宅で毎日数時間も作業をしなければいけない。
業務内に作業する時間をもらえないことが、嫌になり退職を決意する。
デイサービスのきつい職場を避けて転職するコツ
きつい仕事を避けるコツ3つを紹介します
介護サービス情報公開システムの活用
見学する
転職エージェント「マイナビ」に登録する
一つずつ説明します
介護サービス情報公開システムの活用
退職者の人数やデイサービスの内容が閲覧できる介護サービス情報公開システムの活用をおすすめします
介護サービス情報公開システムとは
介護サービスを利用する方が事業所を選択できるように、全国約21万か所の事業所をインターネットで誰でも閲覧できるサービスです。
情報公開システムで閲覧できる具体的な内容は
・施設の概要
・サービス内容
・設備の状況
・利用料
・従業者情報
・利用者情報
・その他
が閲覧できます。
情報公開システムでは、ネットの求人情報にはない情報がたくさん公開されています。
では、介護サービス情報公開システムの使い方を見ていきましょう
介護サービス情報公開システムの使い方
①介護サービス情報公開システムにアクセスする
②介護事業所を選択する
上の緑の家、介護事業所を検索するにクリックします
③目的や場所に合わせて介護事業所を探すにクリックする
④「施設等に通って介護をしてもらう」「サービスを受けたい地区」をクリックし検索する
*「施設等に通って介護をしてもらう」では、デイサービス、通所リハビリなどを調べることができます。
⑤調べたいデイサービスが見つかれば「詳細情報」をクリックする
デイサービスを選び「詳細情報」をクリックすると情報が見れます。
使い方は、以上になります。次は、その情報の見るべきポイントです。
介護サービス情報公開システムの見るべきポイント
では、介護サービス情報公開システムの見るべきポイントを説明します。
「詳細情報を見る」をクリックすると事業所の情報が出てきます
「事業所の概要」では
・事業所の概要…営業時間・定休日
・従業者情報…退職者数
「事業所の詳細」では
・従業者…看護職員及び介護職員1人当たりの利用者数
・サービス内容…利用可能な時間帯・入浴介助の実施・利用定員
を見ていきましょう
事業所の概要で営業日と営業時間を確認します
ここでは、年末年始が営業しているか?
勤務時間などが把握できます
退職者数を確認します
昨年の退職者数を確認できます。
*デイサービスで1年で3名以上の退職者がいるところは、避けるべきです。(離職率が高いと捉えていいでしょう)
*注意 退職者数の記入は、任意でされていますので100%信用はできません。
事業所の詳細で看護職員及び介護職員1人当たりの利用者数を確認します
1人当たりの利用者対応数が出ます。多いほど、仕事量が多くなります。
サービス内容で利用可能な時間帯を確認します
例えば、3時間~4時間なら、午前と午後に分けて利用者が来られます。
6時間~7時間なら、朝から夕方の利用となるので食事サービスがあります
介護サービス内容の確認
こちらでは、入浴介助があります
利用定員、利用者別介護度を確認します
利用定員の実利用は、ざっくりと80%です。下記の定員が30名なので、1日当たり平均約24名ですね。
そうなると、送迎車は大型が2~3台で送迎している。
この情報で得られるのは、「介護職の離職率」と「おおまかなデイサービスの内容」がわかります
求人情報では、記載されていない細かな情報が閲覧できます。
小規模か大規模で働くかの目安にもなりますね。
見学する
近隣のデイサービスなら必ず見学しましょう
一番見てほしいのは、業務前の時間や業務時間終了した30分~1時間後を見て「どれくらい時間外で働いているか?」チェックします。
例えば
デイサービスの業務終了時間が18:00なら18:30~19:00にデイサービスの前を通り、電気がついているのか確認します
デイサービスに限らないですが「遅くまで電気がついているところ」は、時間外が多い傾向です。
転職エージェント「マイナビ」に登録する
転職エージェントのマイナビに登録する
理由は
・私の勤めていたブラック施設(離職率が高い)
・知り合いが働いていた離職率の高い施設
は、求人に載せていないからです。
離職率が高い求人を避けてくれているので、登録するほうが良い職場を選べる確率が上がります
非公開求人も教えてくれるので、選択肢が広がります。
介護職マイナビについては、こちらで説明しています
【マイナビ介護職】の求人の特徴・評判は?定着率の悪い所は求人は除外!
まとめ:デイサービスで楽しく働こう
きつい思いで働いている方は、思い切って転職するのもいいかもしれませんね
どこの職場でも、働きやすい所と働きにくい所があります
あきらめず、楽しく働ける職場を見つけましょう
今回は、以上になります