

まずは、デイケアとは、何かを説明しますね
この記事では
デイケアとは
デイケアのサービス内容
デイケアの1日の流れ
を書いています
目次(クリックするとその項目に飛びます)
デイケアとは
デイケア(通所リハビリテーションとも言う)とは、在宅で生活をしている高齢者が病院や診療所、老人保健施設などに通い、日帰りでリハビリテーションや入浴、食事などを受ける介護保険サービスです。
デイケアには、医師が常駐しており、医師の指示で理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などがリハビリを提供します。
利用するには、介護保険の認定が必要になり、ケアプランに位置付ける必要があります。

介護申請については、こちらでまとめています
介護保険 申請の条件・流れ・タイミングを【ケアマネ】が解説します!
デイケアのサービス内容

送迎
自宅からデイケアまで、往復の送迎をデイケアの車で行ってくれます。(*ただし半日など診療所や整形外科が運営している場合、送迎をしていないケースもありますので事前に確認しましょう!)
車椅子の方は、車椅子でも乗れるリフト付きの車両が用意されています。
(車椅子から乗り降りが難しい方は、車いすごと乗れます)
送迎の都合上、たくさんの方を順番に迎えに行くので、乗車時間が長くなくことがあります。


食事
食事は、介護保険の対象外です。
値段は、事業所によて異なります。
私の地域のデイケアの食費は、500円から700円ですね。
利用者の歯の状況や嚥下(飲み込む力)状態で粥やごはん、おかずは刻みなど一人一人の状態に合わせてくれます。



*半日のデイケアでは、食事サービスをしていないところもあります
入浴
洗体や洗髪など、自分で洗えない方は、介助をしてくれますよ。


*入浴前に看護師が、バイタル測定をしてくれます。
*半日のデイケアでは、入浴サービスをしていないところもあります。
排泄
自分でできない方は、トイレまで誘導したり、おむつ交換をしてくれますよ!

*バルンやストマの方は、看護師さんが対応してくれます。
医療行為が必要な方は、事前にケアマネにデイケアの受け入れができるのか確認してもらいましょう!
レクレーション
みんなで、カラオケや風船でバレーをしたり、輪投げやオセロ、ちぎり絵等のレクレーションをしてくれますよ!

*半日のデイケアでは、行っていない場合もあります。
リハビリ
医師からの指示のもと、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などがリハビリを提供します。
リハビリの内容の評価を行い、必要であれば見直しも行います。


デイケアとデイサービスの違いはこちらで詳しくまとめています
デイケアとデイサービスの違い【現役ケアマネが解説】どっちがいいの?
デイケアの1日の流れ
デイケアには、半日型のデイケアと1日型のデイケアがあります。
半日型のデイケアの流れ
半日型のデイケアは、かなりリハビリに特化したデイケアが多い印象です。
整形外科などが多い印象ですね、介護老人保健施設でのデイケアでも半日を行っているところもあります。
半日型なので、入浴や食事は行っていないところがほとんどですね

<半日デイケアの流れ 例>
8:30 送迎開始
8:45 自宅へ到着
デイケア到着
バイタル測定
リハビリ(体操や個別でのリハビリを行います)
12:15 送迎開始
12:30 自宅到着
1日型のデイケアの流れ
1日型のデイケアでは、介護者の負担の軽減も兼ねているところが多いです。
1日型は、介護老人保健施設の運営しているところが、多い印象です。

<1日型のデイケアの流れ 例>
8:30 送迎開始
8:45 利用者宅へ到着
デイケア到着
バイタル測定
入浴
12:00 食事
13:00 体操・リハビリ
14:00 レクレーション
14:30 おやつ
15:00 送迎
15:30 自宅到着
送迎時間もデイケアによっては調整してくれます。


まとめ
デイケアのサービス内容
・入浴・食事・送迎・排泄・送迎・リハビリテーション・レクリエーション
デイケアの半日型と1日型の流れを説明しました
デイケアでは、体験利用をさせてくれるところもあります。
(体験は、無料のところもあれば、昼食代のみ支払うところもありますのでケアマネに確認しましょう)
デイケアを利用するときには、主治医の意見書が必要です!
デイケアの事業所が、書式を持っていますので主治医にデイケアを利用したい旨を伝えて記入してもらいましょう!
注意ポイント
要支援1・要支援2の方は、デイケアとデイサービスの併用利用は介護保険上利用できません。
介護度1~5の方は、デイケアとデイサービスの併用利用はできます。
医療系の介護保険サービスを利用すれば、医療費控除の対象になりますよ