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着脱 介助 マニュアル 介護施設・デイサービス

着脱介助のマニュアルを作ろうと思っているけど、参考になるものはないかな?

 

在宅ケアマネの「しもやん」です。以前、特養でのマニュアル作りをしていたので、良ければ資料を参考にしてみてください!

 

今回は、着脱の介助マニュアル(お風呂でのシチュエーション)を載せたいと思います。

 

この記事の内容

着脱介助マニュアル)

・一般浴での着脱マニュアル

・特別浴での介助マニュアル

・お風呂への誘導マニュアル

 

これらのマニュアルは、かなり細かく書いています。

 

事業所によってハードやソフトが異なるので、修正は必要になります。

 

あくまでも、ご自身の働いている事業所のマニュアル作りの参考にしていただければ嬉しく思います。(コピー可)

 

着脱 介助マニュアル

 

着脱…着患脱健が基本

 

<留意点>

1、脱衣場の室温を夏22℃、冬24℃を目安に調節する。浴室・脱衣場の温度差をなくすことで血管の急激な収縮と血圧の急上昇を防ぎ心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などを起こす危険を予防する。

エアコンは、スイングせず直接御利用者に風が当たらないように風向きを設定する。

2、必要物品を配置し、着替え・パット・オムツカバー等不足がないかチェックする。

3、事故防止のために着脱カゴ・車椅子・歩行器の整頓に心がける。

4、認知症の方が他の利用者の物を持ち帰らないように注意する。

5、財布・眼鏡・時計・補聴器等の保管に気を配る。(ポケットの中身、服の袖も確認)

*冬場は、宿直者にて7:30にパネルヒーターをつけ室温が温まってきたら消す(のぼせの原因になる為着脱者と内介者が声を掛け調整する。)<準備>

1、当日の入浴者の対応の確認

2、午後に床に掃除機をかける。

3、室温・パネルヒーター・床暖房の準備行う。

4、イソジン用バケツの線の所まで水を入れ、イソジンをキャップ1杯混ぜる。(内介助用のスリッパの消毒用)

5、着脱場の出入り口のドアは、紐で固定し動かないようにする。

一般浴(着脱者)

<手順>

1、着脱介助業務前に洗濯済みのタオルを棚に入れる。椅子・畳椅子にバスタオルを敷く。

2、脱衣については極力、利用者に行ってもらうが利用者の状況に応じて介助する。(残存能力の活用)ホーム入居者の汚染衣類・下着(パンツ)は過酸化水素バケツに入れる。

3、利用者の靴は、靴箱に入れる。車椅子ブレーキにはかけない。補聴器、腕時計などは貴重品ケースへ入れる。

4、空いた車椅子は、バスタオルをかけ、直ちに廊下に出す。歩行器、手押し車も廊下に出す。
杖は、脱衣場の出入り口の壁側(内線側)に置き導線を確保する。

5、ショート利用者の洗濯物はパット・紙類が入ってないことを確認しネットに入れランドリーボックス上のカゴに入れる。セーター類は縮む恐れがある為、洗濯には出さず持ち帰ってもらう。

6、デイサービス利用者の衣類はランドリーボックスには入れず、持ち帰ってもらう。(衣類の入れ替えの際は、たたんでかばんにいれる。)また、紙パンツ・パットは汚れていなくても交換する。(ご利用者によって使用する方もいるので確認する。)

7、浴槽内の人数を確認したのち、洗い場に誘導し内介者に交替する。洗い場がいっぱいの場合はバスタオルをかけ、脱衣場にて待機してもらう。

8、排泄チェックを行い、ホワイトボードに記入する。(プライバシー保護のため排泄状況を伝えるときには周りに聞こえないように配慮する。)

9、脱いだ衣類はポケットの中身、服の袖にティッシュなどないか確認の上、ランドリーボックスに入れる。ショートの方の衣類はネットに入れ靴下は名前を確認後、あいあいのものであればランドリーボックスに入れる。

10、着替えを準備し衣類の確認をおこなう。(基本的には脱衣に携わった介助者が用意し、足りない品物は誘導者に伝える)

*入浴後の利用者に対して湯冷めしないように直ぐにバスタオルで体を覆い拭く。

褥瘡、スキントラブル等があればNSに報告し必要に応じて応急処置を行う。

*自分で着衣する利用者を見守る。認知症の方は他人の衣類を着る、何枚も重ねる、汚れたものを着る場合があるので注意する。使用済みの脱衣カゴは直ちに所定の場所に戻す。

*下衣類の着用手順は、パンツ(迎え手で)→靴下→ズボン→靴の順で行い下衣類を全て膝下までできてから立ってもらい腰まで上げる。(足先・足爪が引っかからないようにする為)

*着替えが終わった利用者に対してドライヤーで髪を乾かし、着衣が整っているか確認する。

*足拭きマットは濡れてビショビショになったら、都度交換する。

*夏季は水虫予防の為、靴下は履かず、フロアに戻ってから履いてもらう。

*イスに敷いているバスタオルは都度交換する。(感染予防の為)

*移乗介助する場所は、安全を確保する為にも十分なスペースのある場所で行う。(ベッドを出している時は、左窓側の手すりは使用しない。脱衣かごなどあれば移動させる。)

*車椅子上で着脱介助する場合は、肘の長さ分車椅子を手すりから離し、前屈姿勢をとってもらい、立ち上がり介助を行う。(残存能力を活用する。転倒防止のためご利用者の体を介助者は支え対応する。)

*脱衣かごは、人の出入りが多いので特浴側へ運んで衣類の入れ替えを行う。(利用者に背を向けず周りを見ながら行う)または、脱がれている間にご利用者に確認を行いながらおこない特浴側に運ぶ。基本的に特浴側にある脱衣かごは衣類の入れ替えができているとみなす。衣類の入れ替えができていない状態の場合介助者同士で確認し合う。整理整頓を行い導線を確保する。

*基本的には、着脱者は誘導をしない。介助浴対象者で車イス⇔チェアーの移乗の際は、二名の職員で行い、車イスのフットレストが当たらないようにする。

*浴室から上がってこられた方には、すぐにバスタオルをかけプライバシーの保護、保温に努める。

 

特別浴(着脱者)

<手順>

1、ベッドにバイリンシーツ・タオルケットを敷き、枕(バスタオル三つ折りのものを二つ重ねる)にバスタオルをかけておく。

2、車椅子及びリクライニング上で上衣類を脱衣し、バスタオルをかける。

3、浴室に誘導し、内介者に交替する。

4、ベッド上に頭部と体の位置(ストレッチャーと逆にする)にバスタオルを敷き、着替えの準備をする。足りない品物は誘導者に伝える。上衣類は介助者側の枕元の手前(タオルの下)に、下衣類は介助しやすい場所、濡れない場所(足元の奥)にセットする。(サイドレールにかけると利用者の顔の前を通ってしまう為)また、マットの下にバスタオルは敷かなくて良い。サイドレールにバスタオルを横向きに掛けて、他の方から着替えの様子が見えないようにする。

5、入浴が終わり、ベッドに移乗された後、湯冷めしないように素早く体を拭く。

6、マットを先につけ、上衣類・下衣類に別れ、着衣する。

7、着衣後、車椅子・ストレッチャーに移乗し、ドライヤーで髪を乾かし、着衣が整っているか確認する。

8、ベッド使用後は、特浴室に入れ着脱場のスペースを確保する。

* 通常バスタオルの交換は、枕の上に掛けている1枚、ベッドに敷いている1枚である。

(濡れていたり、汚染した場合は全て交換する)

* ベッドに御利用者が居られる場合、体動して転落の危険がある為必ず職員が付き添う。

* 特浴対象者でストレッチャーからベッドへの移乗は、二人介助で行う。

NS処置を依頼する場合上がり湯をかけている間に連絡する。(緊急時は、すぐに連絡)

* ベッド上で処置をするまでの間及びしている間は、保温、プライバシーを配慮しバスタオルをかける。

 

<後片付け>

1、着脱場のゴミ袋をまとめ、新しいナイロン袋をバケツにセットする。
ゴミ袋に便の付いたものが入った時には、二重にして臭いがもれないようにする。

2、下用バケツに入っている不潔の衣類は専用ゴム手袋を使用し絞り、ビニール袋(青色)に入れ汚と記入しランドリーボックスに入れる。

3、 AM 靴箱の汚れを雑巾で拭き取る。PM 靴箱の汚れを水で洗い流し、特浴室の壁に立てかけておく。

4、ドライヤーを着脱場の中に入れる。ブラシは髪の毛を取り除き水洗いする。

5、ベッドのバイリンシーツ・タオルケットをはがしランドリーボックスに入れる。

6、椅子・脱衣カゴを所定の位置に戻す。

7、使用したスリッパはイソジン液に浸け、洗い流さずに天日干しにする。

8、冷暖房、パネルヒーター、床暖房をOFFにする。

9、着脱場のトイレの便座など汚れがあれば掃除する。

10、浴室を出る前に着脱場の窓は開いているか、パネルヒーター、エアコンはOFFになっているか全体のチェックを行う。(先に出る場合は、依頼する。)

誘導

<留意点>

1、デイサービス利用者は、小声で声かけし誘導する。理由:「私が先に来たのに」等の不満やトラブルの原因になる為。

2、デイサービス利用者の着替えが入っているカバン等は、基本的にはディスタッフが用意するが、人手が足りない時には、棚から出して持っていくよう協力する。

2、 誘導担当者が排泄の確認を行い、報告する。着脱者に確認し、誘導表にチェックし、入浴終了後ホーム分は排泄チェック表に記入、デイ分はデイ記録者へ連絡する。

3、 排泄の有無は、ご利用者の方に聞こえないよう配慮する。
尿→○か× 排便→少量 1/2(片手)  1(片手)
4、AM過酸化水素浸けした便清拭を専用ゴム手袋で絞り、ダム内の専用バケツの中に入れる。PMの分は、宿直者が行う。

<手順>

1、入浴予定者の健康状態を確認する。注意すべき疾患や体調不良者の場合、Dr・NSの指示を受ける。

2、着替え、マット、マットカバーを入浴室に届ける。着衣の不足分は速やかに届ける。

3、リストに応じて誘導を始める。誘導の際、医務の指示や利用者の状態に応じて順番を変える状況になった場合、入浴を待っている利用者に対して声かけをし、了解を得て協力してもらう。

4、EV使用の際、他の方が乗り込まないように注意を払う。

5、洗い場の状態を見て常に数名は入浴できる状態にする。また、着脱場の状態を見て誘導のタイミングを図る。

6、NS指示等ある方(サット浴)は、内介者にその旨伝える。

7、入浴が終わった利用者に対しては、本人の持ち物を点検した後入浴を待っている利用者を雑然とならないように速やかに誘導する。

8、午後入浴予定の順番をデイサービスに連絡する。

9、入浴終了後、人数・排泄チェック・特記等を各部署に報告し、入浴ファイルに記入する。

10、作業分担表にサインする。

 

まとめ

マニュアルは指導者がいなくても仕事が回るようにするものであり、改善や更新するものです。 マニュアルの見直しをすることで、できていない所や曖昧になっていたところは改善するチャンスです。

 

是非、取り組んでみましょう。

 

他の介助マニュアルもありますので、是非参考にしてみてください。

 

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