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デイサービスを嫌がる どうすればいいの?【ケアマネが解説!】

 

デイサービスを嫌がる母を、なんとかしていかせたい。

 

そのような疑問にお答えします

 

この記事では

「デイサービスを嫌がる理由」を理解する

根底にある不安を理解する

デイサービスを嫌がる高齢者の変化を捉える

デイサービスを嫌がる高齢者に使う 5つの手法

 

本記事の信頼性

自己紹介 デイサービス相談員

 

この記事を書いている私は、無資格、無経験でデイサービスで働き相談員になりました。

現在は、在宅のケアマネです。担当している利用者の多くは、デイサービスを利用しています。

 

デイサービスを嫌がる利用者は、本当に多いですよね。ケアマネや介護されているご家族も手を焼くことも多いでしょう。

 

在宅ケアマネや介護をされているご家族に「こんな方法や考え方があるだな」ってヒントになります。

 

是非、最後まで読み進めてみてください。

 

デイサービスを嫌がる 理由を理解する

 

デイサービスを嫌がる 理由を理解する

 

デイサービスを嫌がる理由

 

デイサービスを行かせたい思いが強ければ強いほど、感情的になってしまいます。

 

まずは「デイサービスを嫌がる理由」を詳しく聞いてみましょう!いろんな、想いがあると思いますよ。

 

例えば、

・まだ、介護は必要ない

・人と話すのが苦手

・外出するのが嫌だ

・家にいるほうがいい

・デイサービスに興味がないし、行く必要がない

・デイサービスに行くほどボケてない

・お金がかかる

 

高齢者のかたの多くは、上記の理由でデイサービスを嫌がることが多いです。

「老い」を理解はしているが「納得」はしていない状態ですね。

 

なぜデイサービスを嫌がるのか?冷静に理由を聞いてみましょう。

 

 

根底にある不安を理解する

 

根底にある不安を理解する

 

デイサービスに行くように提案するためには、高齢者の不安を理解することが大切です。

 

高齢者が抱える不安とは

 

うーん!やっぱり認知症になることが不安だと思うな

 

 

2015年「一人暮らし高齢者に関する」意識調査の結果報告です

 

高齢者意識調査

意識調査

毎日の生活について

「健康や病気のこと」58.9%

「寝たきりや身体が不自由になり介護が必要になること」42.4%

 

H27 内閣府「一人暮らし高齢者に関する」意識調査の結果報告

 

不安の多くは、「健康や病気のこと」「介護が必要になること」ですね。

 

そして、介護保険を利用している高齢者の最も多い具体的な不安は

「認知症」

「転倒」

「施設に入ること」

です。

 

これは、私の利用者約60名から聞き出しました。

 

この3つの不安は、デイサービス利用を促す材料にもなります

 

 

デイサービスを嫌がる高齢者の変化を捉える

 

デイサービスを嫌がる高齢者の変化を捉える

 

 

デイサービスに行くほうが

リハビリもできて筋力が維持できる

社会参加できて、認知症の予防になる

と思っていても

 

本人がデイサービスを嫌がっているのに、何度も押し売りするとかえって嫌がられます。

 

そういう時は、タイミングが来るまで準備をしながら待ちます!

 

ケアマネが準備しておくこと

 

ケアマネが準備しておくことは、下記の3つです。

準備をすること

デイサービスをリサーチしておく

本人の信頼をコツコツ積み上げる

訪問時に変化をとらえる

一つずつ説明します

 

①デイサービスをリサーチしておく

 

近隣のデイサービスの特徴をリサーチしておく

 

例えば

・半日型デイサービスで運動型

・半日型デイサービスで運動+入浴

・1日型デイサービスで少人数

・1日型デイサービスで大人数

・要支援者の利用が多いデイサービス

 

デイサービスによって、いろんな特色があります。

 

いざデイサービスに行きたいと言った時に、すぐにプレゼンできるように準備をしておきましょう!

 

 

②信頼をコツコツ積み上げること

 

信頼を積み上げることです。

 

具体的には、

・本人の話を傾聴し、要望があればすぐに対応する

・本人、家族が困れば、一緒に考え一緒に解決していく

 

人には、不思議なセンサーがあります。

 

ケアマネが誠心誠意、利用者に接していれば信頼は積みあがります。

 

 

③訪問の時に、会話などで変化をとらえる

 

ケアマネが訪問するときに会話など変化をとらえましょう

 

会話などで変化に気づく

最近、つまずくことが多くなってきている

自宅での入浴が怖い

最近、物忘れがでてきた

夜、眠れなくなってきている

外に出るのが億劫になっている

一人暮らしだと食欲がない 

この先が不安

 

上記のような会話が出れば、医療的な受診が必要な場面もあるかもしれませんが、デイサービスを勧めるタイミングでもあります

 

しっかり変化に耳を傾け、デイサービスを促す準備をしましょう

 

 

デイサービスを嫌がる高齢者に使う 5つの手法

 

デイサービスを嫌がる高齢者に使う 5つの手法

 

ケアマネの私がデイサービスを促すときの口説き文句です。

5つの手法

2つの未来を比較する

成功事例を紹介する

在宅で長く生活できることを話す

デイサービスに行く不安を和らげる

プライドを尊重する

 

一つずつ説明します

 

①2つの未来を比較する

 

「デイサービスに行っている未来」と「デイサービスに行かない未来」とを比較した話をします。

 

例えば、ある高齢者が

・週に1回デイサービスに行って、運動やレクレーションに参加し、みんなと会話など脳をつかって1年間で約50回もデイサービスを利用している1年後の未来

・好きなように過ごして、デイサービスに行かない1年後の未来

1年後同じ状態だと思いますか?

と尋ねます。

 

「みなさんデイサービスに行っている人の方が元気だと思う」と言われます。

 

②成功事例を紹介する

 

デイサービスに行くことで、身体機能、認知機能が向上した成功事例を紹介します。

 

例えば、一人暮らし認知症利用者のお話し

・服薬も飲み忘れたり、私が訪問する日時も忘れる方でしたが、デイサービスに行って半年で物忘れがなくなりました。

 

今では、服薬も忘れずに飲めているし、私が来る日時も完璧に覚えています

 

 

もう一つの事例は、一人暮らし90代男性のお話し

・「デイサービスなんて年寄りのいくところで、気が滅入るから行きたくない」と言われていた方

足腰が弱って、しぶしぶ試しに運動型のデイに体験に行きました。

楽しかったようで、それから休まずにデイサービスに行かれ、2年間皆勤賞を取っています。

 

デイサービスに行く前は、杖を使用していましたが、今は杖を使わずに歩いています

 

このように、私の利用者の実例をお話しします。

 

③在宅で長く生活できることを話す

 

デイサービスを利用することで、在宅生活が長くなると話す。

 

私は、約100~200名ほどの利用者の担当をして、ある特徴に気づきました。

 

その特徴とは、

 

・在宅介護の平均は4年7か月ほどですが、デイサービスを行かれている方の多くは、この期間を上回っている方が多い

・反対にデイサービスを使っていない利用者の施設に入るタイミングは、デイを利用していない方に比べて早い

 

数値化して出していませんが、私の体感的には

レンタルだけ利用<ヘルパーだけ利用<デイサービスだけ利用<ヘルパーとデイサービス利用

の順で在宅生活が長くなる利用者が多いですね。

 

この話も信頼が積まれていない場合は、嫌な話になるので注意が必要です。

 

 

④デイサービスに行く不安を和らげる

 

デイサービス利用のアプローチをする際に、デイサービスに行く不安を和らげます。

 

誰でも、新しい環境に飛び込んでいくには「不安」があります。できる限り、取り除いてあげましょう。

 

例えば、なんとか説得してデイサービスの体験利用をする場合

・「不安でしょうから、デイサービスに行ったら私も顔を出します」と言います

*「あなたが来てくれるなら」っていわれるぐらい、信頼を貯める必要があります

 

はじめての環境に「知っている人が来る」だけでも、かなり「不安」は軽減されます。

 

デイサービスに行く「不安」をできる限り、取り除いてみましょう。

 

⑤プライドを尊重します

 

プライドを尊重します。

 

「デイサービスなんて行きたくない!」と思っている方は多いです。

 

でも

 

「少しはデイサービスに行かないといけない状態になってきたかも!」って思っている方もすごく多いです。

 

プライドが邪魔して「自分からデイサービスに行きたいと言えない」

 

なので

 

「ケアマネから言われたから、仕方なくデイサービスに行く」という建付けにします。

 

例えば

・ケアマネがデイサービスに行く方がいいと言われた

・夫が妻がデイサービスに行きなさいと言った

・子どもからデイサービスに行くように言われた

 

本人に「周りから、デイサービスに行くように言われて仕方なしに来た」と言えるようにします。

 

だいだいの方は、デイサービスに1度体験に行くと「思っていたより、楽しい」「また、行きたい」って言います。

 

デイサービスでは、新しい「人との繋がり」ができるからです。

 

高齢者の方が、デイサービスに行きやすいようにプライドを尊重します。

 

まとめ:デイサービスを嫌がる人を納得させるには

まとめ:デイサービスを嫌がる人を納得させるには

 

デイサービスを嫌がる人を納得させるのは、「ケアマネ」にお願いするのがいいと思います。

 

理由は

 

デイサービスに行くのを嫌がる利用者に対して、あの手この手で利用に繋げているからです。

 

デイサービスを利用して、表情や身体面でも良い方向に変わった方をケアマネは目にしています。

 

中には、デイサービスを利用するまで時間がかかるかもしれませんし、利用に繋がらないかもしれません。

 

でも、ケアマネに任せた方がデイサービスに行く確率は高いです。

 

今回は、以上になります。

 

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